新聞社の廊下で響いた「あ、プリンセスだ!!」 ――クマリデパート・七瀬マナの背中を押した無垢な声

[ 2026年2月5日 07:30 ]

【画像・写真1枚目】新聞社の廊下で響いた「あ、プリンセスだ!!」 ――クマリデパート・七瀬マナの背中を押した無垢な声(撮影・鈴音リン)
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 6人組アイドルグループ「クマリデパート」の七瀬マナが、2月3日リリースのシングル「クマった!釣られちゃった♡」を携え、スポニチ東京本社でソロインタビューに応じた。新体制2作目となるこの楽曲は、グループ史上でもひときわ「かわいい」に振り切った一曲。その輪で放つ声は、思っている以上に真っ直ぐで、やさしい温度を持っていた。(推し面取材班)

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 ボリュームのあるパニエに、重なるフリル。胸元で揺れる大きなリボン。何層ものパステル系統のグリーンに染まった新衣装は、新聞社という少し堅い空間のなかで、絵本の1ページのような存在感を放っていた。

 取材のため衣装姿で社内の廊下を歩いていた時だった。偶然通りかかった小さな子どもが、目を輝かせて声を上げた。

 「あ、プリンセスだ!!!」

 迷いのない、まっすぐな言葉。その一声を受けた瞬間、メンバー一の高身長の背筋がすっと伸びたように見えた。照れたように緩む表情と、少し誇らしげなまなざし。衣装だけではなく、大切にしてきた世界観そのものが、ちゃんと幼い心にも届いた瞬間だった。

 「気分がいいですね。心が踊ります」

 そう言って、少し照れたように笑う。

 「今までもリボンがついた衣装はあったんですけど、ここまでフリフリで、キラキラで、お姫様みたいなのは初めてで。とってもテンション上がります」

 新曲について話題が移ると、声のトーンが少し弾んだ。

 「クマリデパート史上一番『かわいい』に振り切ってる曲だと思います。今までもかわいい寄りの曲はあったけど、ここまで180度振り切ってるのは珍しいですね」

 ただ、この“かわいさ”は、最初から得意だったわけではない。

 「どちらかというと、かっこいい表現の方が得意だと思っていたので、かわいい曲をあんまり上手に歌える自信は最初なかったんです」

 新曲は、ヒットメーカー早川博隆とサクライケンタプロデューサーの共作。精一杯の「かわいい」を出して向き合った。「レコーディングまでの間、かわいいアイドルさんの曲をずっと聴いて、『こういう感じでいくぞ』って。『もっとかわいいよ』『かわいくなるぞ』って、自分に言い聞かせながら歌いました」

 思い浮かべていたのは、「セーラームーン」や「ディズニープリンセス」。幼い頃に憧れた、まっすぐで、やさしくて、誰かの心を照らす存在。理想のイメージを胸に、自分の声を少しずつ近づけていった。

 歌詞に込めた思いも、自然とファンへ向いている。

 「『いつでも君だけ!こんなはずじゃなかったのに!』っていう歌詞が私のパートであるんですけど、やっぱり私のことを好きでいてくれてるみんな、推しメンにしてくれてるみんなのことはすごいかわいいなって思うし、嬉しいなって思います」

 ライブで注目してほしいポイントを聞くと、サビ終わりの「抜け出せない釣られLOVE♡」のパートの振り付けを挙げた。

 「手にした罠を2度、頭上で回すような動きから、観客を指さす振りがあって。ここはみんなのことを罠にかけて、狙い撃ちしちゃうぞっていう表現で、すっごいかわいいと思うのでぜひ見てほしいです」

 廊下に響いた「あ、プリンセスだ」という声。得意ではなかった「かわいい」に真正面から向き合い、練習を重ねたからこそ得られた“賛辞”だろう。

 もし今、日常のなかで少しだけ「クマって」いるなら——。その罠に、素直にかかってみていいかもしれない。

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