いしだあゆみさん 強いプロ意識 元マネジャーが回顧「衣装と化粧バッグ持たせてもらえなかった」

[ 2025年12月16日 19:57 ]

いしだあゆみさん
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 芸能事務所サンズの野田義治会長(79)が、16日放送のフジテレビ系「星になったスターたち」(後7・00)にVTR出演し、かつてマネジャーを務めた女優で歌手の故・いしだあゆみさんとの思い出を語った。

 今年死去した各界の著名人を、生前の貴重映像や関係者の証言で振り返る特番。いしださんは今年3月、甲状腺機能低下症で死去した。76歳だった。

 野田氏はかつて、いしださんのマネジャーを務めていた。自身が最初に担当したタレントだったといい、「あの人に一番最初に就かせてもらってなかったら、俺、今、仕事できてないと思う」と感謝した。

 いしださんがマネジャーへ求めるプロ意識は、極めて高かったという。野田氏は「台本を読めるかどうかというところまできちゃったからね。いきなり言われたの。“あなた、台本読める?”って」と振り返った。

 「“そんなの読めますよ、漢字だもん”って話したら、“いや、そうじゃなくて。俳優だとしたら、読まなきゃいけないことがずいぶんある。背景がどうなってるとか、人物がどうだとか、そういったことまで全部含めて、読める?”って。ただ一言だけですよ」

 その意識の高さは、歌手活動でも同じだった。野田氏は「歌番組にバンバン出ているころから、衣装と化粧バッグはホントに持たせてもらえなかったね」と回顧。「“あんたが来なくても、私がメークして、衣装着て。すみません、うちのマネジャーがどこかにいなくなっちゃってと言えばいい”と。全然、衣装を持たせてくれなかった。最後まで」とも明かした。

 ある時、仕事いかける覚悟を聞いたことがあるという。「“私らは清水の舞台の淵を歩いている。落ちるか落ちないか、ギリギリのところを歩いている。あんた、後ろでちょっと押したら、落っこっちゃうじゃないの”って」。その上で「スターの地位がもろいということをご本人が思っていたんじゃないですかね」と話し、いしださんの思いを推察していた。

 いしださんは女優として映画「火宅の人」「駅 STATION」、ドラマ「北の国から」など、数々の作品に出演。歌手としても「ブルー・ライト・ヨコハマ」が大ヒットした。一方、野田氏はその後、イエローキャブを設立。堀江しのぶ、細川ふみえ、雛形あきこら多くの人気グラビアアイドルを輩出し、時の人となった。

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