唯一の水着を託されたのは私だった――純情のアフィリア・寺坂ユミ MV妄想パートの裏話

[ 2025年12月11日 11:00 ]

【画像・写真1枚目】唯一の水着を託されたのは私だった――純情のアフィリア・寺坂ユミ MV妄想パートの裏話(撮影・小宮山アサミ)
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 学院型ガールズ・ボーカルユニット「純情のアフィリア」の寺坂ユミが、最新シングル「カオスなムーブでラブリのバグ!?」の12月2日リリースに合わせて、スポニチ東京本社でソロインタビューに応じた。7人の中で最も肌面積の多い“水着パート”を任された今回のMV。その舞台裏を語ってくれた。(「推し面」取材班)

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 ゲームソフト「CHAOS;HEAD NOAH / CHAOS;CHILD Double Pack」の主題歌にも起用された今作は、寺坂にとって“原点回帰”ともいえる特別な一曲だ。そしてMVでは、7人の中でただひとり、妄想パートの水着シーンを任された存在でもある。

 「最初に企画案を見たときは、ヨガ2人、部屋着2人、お風呂2人、そして水着…って並んでいたんです。個人的にはジムに通っているので、ジムウェアっぽいスポーティーな感じでいきたいな、なんて勝手に思ってたんです(笑)」

 だが、メンバーたちの見立ては早かった。「水着は絶対ゆみちぃでしょ」の一言で、ほぼ全会一致。普段からグラビアの仕事もこなしている彼女だからこその推薦だった。

 一方で、本人の胸中には戸惑いもあった。

 「みんな服を着てるのに、1人だけ水着って浮かないかな…。そんな気持ちで恥ずかしさもあったし、どういう仕上がりになるのか全く想像できなくて」

 それでも、一度“任された役割”と理解すると、彼女の中でスイッチが入る。撮影日に向けて体づくりを整え、グラビア的な“攻め”ではなく、妄想パートらしい柔らかさを意識して臨んだ。結果として水着シーンは、YouTubeで公開されたMVのサムネイルに採用。作品の“入口”として、重要な役割を果たすことになる。

 「体張ってよかったなって思いました。自分の水着から入ってくれたとしても、その先に曲や作品の世界が届くなら、すごくうれしいです」

 撮影現場は、いつもとはまったく違う空気だった。

 「今回は全編グリーンバックで、1人ずつ撮影するパートが多くて。現場は本当に“緑しかない世界”で(笑)。完成形が想像つかないままカメラの前に立っていたので、不安半分、楽しみ半分でした」

 それでも、モニター越しに映る自分の姿を信じて、妄想パートの一コマ一コマを丁寧に積み上げていく。仕上がったMVを見たとき、胸の奥にじんわりと広がったのは安堵だった。

 視聴者からの反応が、その気持ちをさらに後押しする。

 「YouTubeのコメントで“サムネで釣ってくれてありがとう”みたいなことを書いてくださってる方がいて。今の時代って、曲を聞いてほしくてもなかなか届きづらいじゃないですか。その中で、聞くきっかけを担えたなら、水着になってよかったなって」

 そもそも、今回のシングルが決まった時点で、彼女には確かな“幸福感”があった。

 「科学アドベンチャーシリーズがすごく好きで。8年ほど前に『CHAOS;CHILD らぶchu☆chu!!』の主題歌を“アフィリア・サーガ”名義で歌わせていただいたのが、加入して初めてのタイアップだったんです。大好きなシリーズにまた関われるって知ったとき、“もう一回この世界を背負えるんだ”って。ゲームオタクとしてもアイドルとしても、本当にうれしかったです」

 歌うときに、特に気持ちが乗るフレーズもある。

 ♪妄想スキるナンバーワン――

 「1番Aメロの頭の部分なんですが、ゲームの主人公が“妄想する力”を武器に戦うキャラクターなので、その設定とリンクしてて、可愛いんです」

 その世界観への理解は、ライブでのダンスパフォーマンスにも活きている。間奏で寺坂が見せる「貼り付けポーズ」は、原作に登場する“事件”をモチーフにしたものだ。

 「壁に十字に貼り付けられるシーンがあって、そのイメージをダンスに落とし込んでます。ダンスの先生にも“作品好きなんでしょ? もっと世界観強く出して”って言われて。手足をピーンときれいに見せるというより、体の力が失われてだらっとした感じに。不気味さもちゃんと残してって」

 好きな作品だからこそ、ちゃんと背負いたい。そんな責任感が、動きの細部に宿る。

 タイアップ曲としての責任、シリーズファンとしての喜び、そして視聴者を作品へと誘う“入口”としての役割――そのすべてを引き受けた上での、一枚の水着だった。

 水着で魅せる柔らかさ。大好きなゲームシリーズを背負う責任。オタクとしてのまっすぐな愛情。そのすべてが重なったとき、“ゆみちぃ”というアイドルの強さが、ようやく輪郭を持って浮かび上がってくる。

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