「アイドルは10年やっても飽きない」──純情のアフィリア・葉山カナを突き動かす“初体験”の連続と「活」気に満ちたメンバーと見たい景色

[ 2025年12月12日 17:00 ]

【画像・写真3枚目】「アイドルはレスしてなんぼ」純情のアフィリア・葉山カナが新曲に込めた闘志…クールな瞳で狙う“チュッ”の一撃(撮影・皐月 ユナ)
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 学院型ガールズ・ボーカルユニット「純情のアフィリア」がニューシングル「カオスなムーブでラブリのバグ!?」をリリースした。前身の「アフィリア・サーガ」時代からグループを支え、加入10年目という大きな節目を迎えた葉山カナ。だが、その瞳に「ベテランの停滞」といった色は一切ない。あるのは新人のような好奇心と、未来への渇望だ。「アイドルは飽きない」。そう断言する背景には、このキャリアにして味わった数々の“初体験”と、騒がしくも愛おしい仲間たちの存在があった。(「推し面」取材班)

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 2025年を振り返り、感慨深げに「初めてのことばかりだった」と口にする。

 「10年目なのに、まだ経験したことのない景色があったんです。例えば、新宿でのライブもそうだし、初めての上海遠征にも行かせてもらいました」。

 中でも心を震わせたのが、Zepp DiverCity(TOKYO)でのワンマンライブだ。会場の2階に特設ステージを作り、そこから歌うというグループ史上初の演出。「私が初めてということは、グループにとっても初めてということ。こんなに長くやっていても、まだ知らないことがあるんだって感動しました」。

 長く続ければ続けるほど、日々はルーティン化しがちだ。しかし、このチームにいれば、マンネリを感じる隙さえない。「だから楽しいし、辞められない」。尽きることのない探求心が10年選手を突き動かすエンジンとなっている。

 そんな刺激的な環境を作り出しているのは、間違いなく個性豊かなメンバーたちだ。現在のグループを単語で表すなら? という問いに、迷わず「活」という文字を選んだ。「生きる」「活気」の活だ。

 「とにかくうるさいんです(笑い)。もちろんTPOはわきまえますけど、楽屋でもずっと笑い合っていて」。10月の「@JAM」のフィナーレでも公式テーマソングをどのグループよりも大きく歌い、ファンから「一番目立っていた」と評された。

 自らの強みを「うるささ」と言い切れるのは、そこにポジティブな熱量があるからだ。「みんな、いい意味で自分を持っている。だから生き生きしている」。互いに個性をぶつけ合い、高め合う「活」気に満ちた空間。そのエネルギーが、ステージ上での爆発力に直結している。

 「活」きがいいのは、ステージの上だけではない。クールな美貌を持つが、私生活は意外なほど泥臭く、そして脂っこい。インスタグラムを見れば一目瞭然、そこにはキラキラした自撮りではなく、湯気を立てるラーメンの写真が並ぶ。「とにかく好きで、毎日でも食べたいくらい。疲れた体に染みる最強の食べ物だと思っています。昔ラーメン屋さんで働いていたこともあるので、いつかコラボするのが夢ですね」。スタイリッシュな衣装で歌い踊り、終われば麺をすする。そのギャップもまた、ファンを惹きつけてやまない人間味の一つだ。

 そんな葉山が見据える11年目の景色は明確。「また違う国でアフィリアの良さを知ってもらいたいし、新しい演出に挑戦したい。個人的には、単独公演で『トロッコ』に乗ったり、『花道』を使ったりしてみたいんです」。ドームクラスのアーティストが見るような景色を、このメンバーと、そしてファンと共に見たい。ラーメンの湯気の向こうに描く夢は壮大だ。

 「11年目も、初めての感動をたくさん見つけに行きたい」。

 “飽きる”という言葉はない。その足取りは新人時代よりも軽やかに、まだ見ぬ絶景へと続く花道を走り抜けていく。

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