宝塚月組公演「GUYS AND DOLLS」開幕へ トップ鳳月杏「新しいガイズ…をお届けできたら」

[ 2025年10月3日 17:44 ]

鳳月杏(左)と天紫珠李
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 宝塚歌劇団月組公演「GUYS AND DOLLS(ガイズ&ドールズ)」が4日、東京宝塚劇場で開幕する。

 1950年にブロードウェーで初演され、その後も世界各地で再演を重ね、宝塚でも84年に大地真央、2002年に紫吹淳、15年に北飛海莉主演で上演された傑作。月組トップスター・鳳月杏(ほうづき・あん)を中心に新たな脚色、演出、訳詞で届ける。

 初日に先駆け行われた通し舞台稽古後、トップコンビが囲み取材に応じた。

 大人の色気いっぱいの魅力的なギャンブラー、スカイ役の鳳月は「新しいガイズ&ドールズをお届けできたら」と意気込みを語ると、真面目な救世軍の娘サラを演じるトップ娘役、天紫珠李(あまし・じゅり)も「月組らしい新しいガイズ&ドールズをお届けできたら」と笑顔。

 以下一問一答
 ――再演であるが新たな演出で届けるが。
 「宝塚でも何度も再演されている作品で、ファンの方もたくさんいらっしゃるので、その方々や先輩方が歌い継がれてきたガイズ&ドールズを大切にしつつ現代の皆様に親しみを持って見ていただけるような新演出になっていると思うので、今の時代に合った月組の新しい作品ができるのではないかと思っています」(鳳月)
 「聞きなじみのある楽曲や印象的なセリフがファンでいらっしゃる方が多いと思うんですけど、月組バージョンで新しい気持ちで演出をしてくださったので、自分たちの色を出しつつも、今まで作ってこられた伝統的な作品を継承できるように楽しんで新たな物を神聖に作るような気持ちで望みたいと思います」(天紫)。

 ――再演を楽しんでいる?
 「この作品のファンで印象深いイメージがあったので、それを忘れてというか自分らしく演じるのが難しくもあったんですけど、新しくセリフを書き換えてくださったことで、私たちに合った言葉遣い、言葉選びを考えてくださったということもあって、すごく話しやすいというか」(鳳月)

 ――本公演の前に英国で作品を観劇したというが。
 「新しい感覚というか、近くに感じることができました。この作品に皆様も登場しているかのような感覚で愛していただけるように自分らしく演じようと思っています」(鳳月)
 「サラを演じている人がエネルギッシュな印象を受けて、昔の作品ではあるが今の時代に合っている。月組にぴったりな作品だなと思ったので、変化を恐れず自分らしく演じたい」(天紫)

 ――宝塚だからこそできる本作について。
 「スーツ姿というのが実は男役にとって一番難しく、下級生時代から研究が必要なコスチュームの一つだと思っているので、下級生のみんなにも勉強してもらういい機会だなと思います。宝塚はギャンブラーの格好良さを捨てきれないと思います。ギャンブラーは自信がある役どころなので、そこを男役としての自信につなげられれば」(鳳月)

 ――初演から75年たっても変わらない魅力は?
 「時代背景は変われども、愛の形など普遍的なテーマは変わらないところがいい。それを共感してもらえるように楽しんでいただければ。音楽のアレンジも変わっているところが多く、いろいろなジャンルのナンバーが散りばめられていて、今までとは違ったアレンジを楽しんでいただければ」(鳳月)

 ――お互いの役の素敵なところは?
 「サラは娘役の繊細な部分プラス自立さ、大胆さ、感情で演じるのが魅力だなと思って。勢いを持ったお芝居ができているかな」(鳳月)
 「スカイは舞台上に出て、ずっとしゃべっているわけではなく、周りの人が動いているのを客観的に見ているのが印象的。そういうことろにもストーリー性を感じるというか。スカイそのものだなと思います」(天紫)
 11月16日まで。千秋楽は全国各地の映画館でライブ中継され、千秋楽と10月16日18時半開催の新人公演はライブ配信される。

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