「ケイダッシュ」川村会長の通夜に2500人 渡辺謙「危機的な状況を救っていただいた」恩人に別れの言葉

[ 2025年8月6日 04:45 ]

通夜に参列する渡辺謙(撮影・白鳥 佳樹)
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 7月30日に死去した芸能事務所「ケイダッシュ」会長の川村龍夫さん(享年84)の通夜が5日、東京・護国寺桂昌殿で営まれた。所属タレントや芸能関係者ら2500人が参列。同事務所に所属していた渡辺謙(65)は「今の自分が仕事ができているのは川村さんのおかげ」と言葉を詰まらせながらしのんだ。

 渡辺は、川村さんが急逝する前に出張先の京都で満面の笑みで会食する写真を見たといい「人を朗らかにさせてくれる、温かい気持ちにさせてくれる方でした。もちろん残念ではありますが、潔い最期だったのだろうな」と思いをはせた。

 最後に会話をしたのは6月、自身が出演する大ヒット映画「国宝」の舞台あいさつの時。「ちょうど川村さんが同じホテルにいてあいさつに行きました。本当はこの夏にもご飯でもと思っていたんですけど、かなわず…」と悔しがった。

 同事務所には2002年から21年間所属し、ハリウッド進出をバックアップしたのも川村さんだった。白血病の治療中に受けた輸血が原因でC型肝炎ウイルスに感染したり、胃がんが見つかった際にもサポートを受けた。そんな川村さんに向け「本当に僕の危機的な状況を救っていただいて今こうやって仕事できている」と感謝。「本当に残念ですが、川村さんらしい最期を迎えられた」と追悼した。

 ≪会場に流れたのは「炎のファイター」≫祭壇は白を基調としたダリア、バラ、胡蝶蘭(こちょうらん)などでシンプルにデザインされた。遺影は2016年6月に千葉・浦安の三社祭で神輿(みこし)を担いでいる時の写真が使用された。給湯器メーカー「パロマ」の広告にも使用されたことのある写真で、本人のお気に入りの一枚だった。会場では親交の深かったアントニオ猪木さんの入場テーマ「炎のファイター」や、川村さんがマネジメントを手がけた「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」や「ザ・スパイダース」などの曲が流れた。

 ≪“おぉ堺!”今も耳に≫事務所に所属している堺正章(78)は「相当重いものが頭の上に落ちてきたような衝撃を受けた」と訃報を聞いた時を振り返った。亡くなる1週間前に偶然会ったといい「初めて行ったレストランで偶然会った時の川村君の“おぉ堺!”って驚いた言い回しが今も耳についてます」と明かした。同じく所属している高橋克典(60)は「いつも優しく必ず出演した作品に触れての感想をくれた」としのんだ。

 ▼和田アキ子 今年の春にライブを見に来てくださった時は凄く元気だった。豪快な方でしたから、皆さんに心配をかけることなく川村さんらしいお別れの仕方だったんじゃないかな。

 ▼石原良純 家内と川村家が仲良しで、結婚するときに凄く喜んでもらった。僕の家族もみんな川村会長と仲良し。親戚のおじさんが亡くなったような感覚。

 ▼浅田美代子 私がセーラー服を着ていた頃からの付き合い。まつげがくるんとして可愛くて、面倒見のいい人でした。

 ▼片岡愛之助 歌舞伎がお好きで、先日も私のケガを凄く心配してくれた。笑顔でお話ししていたのに…。

 ▼藤原紀香 仕事に対して情熱的な方で背中を見ていると姿勢が正される思いだった。

 ▽主な参列者 堺正章、渡辺謙、高橋克典、タモリ、和田アキ子、田原俊彦、浅田美代子、藤原紀香、片岡愛之助、大鶴義丹、清原和博、岸部一徳、蝶野正洋、鈴木京香、ヒロミ、小林幸子、コロッケ、渡辺大、ブル中野、大友康平、長谷川初範、小川直也、太田光代、柴俊夫、秋元康、小池栄子、坂田亘、前田亘輝、秋川雅史、内田有紀、浜谷健司、トムブラウン、郷ひろみ、麻木久仁子、西川貴教、薬丸裕英、佐藤浩市、小栗旬、武井壮、石原良純、押切もえ、珠城りょう、加藤雅也(敬称略、順不同)

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