「あんぱん」原菜乃華も驚き!メイコ“3話で2児の母”11歳差実妹の世話「思い出して」母親役は不安なし
「あんぱん」朝田メイコ役・原菜乃華インタビュー(2)
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女優の原菜乃華(21)がNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)で朝ドラ初出演。主人公の歌好きな末妹・朝田メイコ役を好演し、反響を呼んでいる。原に撮影の舞台裏を聞いた。
<※以下、ネタバレ有>
「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛け、女優の今田美桜がヒロインを務める朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。
原は2009年から子役として活動。22年11月に公開されたアニメーション映画「すずめの戸締まり」(監督新海誠)のオーディションで1700人を超える中から主人公・岩戸鈴芽役に抜てき。声優初挑戦ながら「第18回声優アワード」新人声優賞に輝いた。
23年「どうする家康」でNHK大河ドラマ初出演。時代劇初挑戦ながら、徳川家康(松本潤)の孫で豊臣秀頼(作間龍斗)に嫁いで板挟みとなる千姫役を好演。Amazon Prime Video「【推しの子】」(24年)、主演映画「見える子ちゃん」(25年)など快進撃が続く。
そして、朝ドラ初挑戦で演じるのは、天真爛漫(らんまん)な朝田家の三女・メイコ。歌好きの設定がクローズアップされ、第19週・第91回(8月4日)~第94回(8月7日)は“メイコ週”となった。
1948年(昭和23年)4月、次女・蘭子(河合優実)とともに上京。銀座のカフェで女給として働き始めると、NHKのディレクターになっていた初恋の相手・辛島健太郎(高橋文哉)と再会。夢の「素人のど自慢」に出場した。
健太郎が“予定外の応援”に駆けつけたため、動揺して予選落ちとなったものの、これを機に想いが通じ合う。半年後、健太郎の実家がある博多で結婚式を挙げた。5年後の1953年(昭和28年)、長女・愛に続く第2子を妊娠・出産。目まぐるしい日々を送る。
第32回(5月13日)の「椰子の実」をはじめ、原は劇中、懐かしの名曲を次々に披露。美声は視聴者を魅了してきた。
「現代の曲より音程が取りにくくて、覚えるのに時間がかかりました」と苦戦したものの、ボイストレーニングに通いながら練習した。いせたくや(大森元貴)と練習し、「素人のど自慢」予選会で歌った「東京ブギウギ」については「聞きなじみのある曲だったので、あまり難しいとは感じませんでした。(予選落ちの演技は)私自身も緊張していたので、緊張しいのメイコが頑張っている姿をそのまま演じられたと思います」と振り返った。
5年の経過を挟むとはいえ、メイコが“3話で2児の母”になる激動の展開には「1週間で何があったの?というくらいのペースで物語が進んでいったので、ビックリしました。結婚も出産も、台本を読んで初めて知ることばかりでした」と驚き。「結婚前と結婚後で、メイコも女性として自立・成長しているんですけど、詳しくは描かれていない5年の間の変化なので、その部分を埋められるようなお芝居ができたらと意識しました」。第94回、新橋付近で屋村草吉(阿部サダヲ)を見掛けたという健太郎に「なんで教えてくれんが」と強めの口調。一言だけで“かかあ天下”ぶりが伝わった。
第93回(8月6日)、健太郎は自分が鈍感だったことを謝り、メイコは「ずっと…ずっと好きでした。今も大好きです」と涙の告白。劇中の年代は、健太郎に「椰子の実」の歌声を褒められて恋に落ちた第32回が1937年(昭和12年)夏→第93回が1948年(昭和23年)。一途な“11年愛”が実った。
「台本を読んで『メイコ、打ち明けられてよかったね』と本当にうれしくて。結ばれるまでが長かったので、純粋な恋にキュンキュンしながらも、温かい涙が出ました。あの告白シーンは、向かいの1階から見守るのぶ姉ちゃん、蘭子姉ちゃん、嵩さんの“保護者感”が強いと現場でも話題になって(笑)。3人の表情にも注目していただきたいです」
母親役は20年10月に映画版も公開された傑作ミステリー「朝が来る」(放送・16年6~7月、原作・辻村深月氏、制作・東海テレビ)で“幼き母”を演じており、自身にも11歳年下の妹がいるため「母親を演じることに対しての不安は、あまり感じませんでした。私の母に妊娠中の食事や動作のことを聞いて参考にしたり。妹が生まれてからは、母の代わりに私がミルクをあげたり、おむつを替えたりもしていたので、当時を思い出して演じています」。2児の母になる設定にはスムーズに移行した。
目下、メイコは20代後半。実年齢を上回る役になったが「凄くメイクや衣装に助けられています。お茶目なおばあちゃんじゃないですけど、天真爛漫な部分や無邪気さは残しつつ、大人の女性になっていく姿に説得力を持たせる演技ができたらと心掛けています。その中で、似た者同士のメイコと健太郎にしかつくれない、周りを明るく照らして、温かく包む雰囲気を出していきたいと思います」と終盤への展望を明かした。
=インタビュー(3)に続く=
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