「あんぱん」のぶ広告費回収“ハンドバッグ騒動”は史実ベース展開 嵩と急接近 巧みなアレンジ

[ 2025年7月9日 08:15 ]

連続テレビ小説「あんぱん」第73話。若松のぶ(今田美桜)と柳井嵩(北村匠海・奥左)は広告費の回収に訪れ…(C)NHK
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 女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は9日、第73話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。

 第73話は「月刊くじら」創刊号は2日で2000部を売り切り、好調な滑り出し。柳井嵩(北村匠海)は同編集部に異動となった。若松のぶ(今田美桜)たちは早速、4ページ増となった次号8月号の特集について編集会議。岩清水信司(倉悠貴)からは、高知出身の代議士を取材しようと東京出張の案が挙がる…という展開。

 のぶと嵩は広告費回収のため、羽村質屋へ。

 番頭の鰐口(藤尾勘太郎)は「つまらん記事ばっかりや。このくだらん漫画はなんな?紙の無駄遣いや。こんなもんに金払えるか」。のぶはカッとなり、鰐口の手を払い除けると、ハンドバッグをぶつけてしまう。

 「くだらん漫画ですか?ちゃんと読みもせんと、何が分かるがですか?うちらはアメリカに負けん、世界一の雑誌やと思うて作っちゅうがです」

 鰐口が手を上げると、嵩がかばってビンタされる。奥から出てきた店主・羽村(佐古井隆之)は単に支払いをど忘れ。一件落着した。

 のぶは嵩に濡らした布巾を手渡し。「僕の漫画、かばってくれてうれしかった」「何言ゆうがで。うちは月刊くじらの悪口言われたき、カーッと頭に血が上ったがよ。嵩も勇ましかったで。(ため息をつき)やってしもうた…。なんでうちはいくつになってもこうながやろう…。またやってしもうた…」。2人は急接近――。

 やなせ氏の著書「アンパンマンの遺書」(岩波現代文庫)によると、ハチキンの暢さんは高知新聞社の記者時代、広告代金を払わない商店に催促へ。ハンドバッグを店主に投げつけ、見事に広告代金を回収したという。第73話は史実を基にした巧みな展開となった。

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