【細川たかし 我が道29】明るく元気に歌い飛ばそう 人生、ネアカが勝つ…それが私の信条

[ 2025年6月30日 07:00 ]

生家のあった場所に建てられた碑の前で
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 50周年の節目の年、おかげさまで記念行事が次々と決まっています。9月17~21日は、名古屋の御園座で細川一門の公演を行います。吉本新喜劇とのジョイント公演です。2部の歌謡ショーは杜このみ、彩青、田中あいみ、美貴じゅん子らも総出で歌いますが、芝居にも少し出ることになっています。年明け1月6日からは大阪の新歌舞伎座で梅沢富美男さんとの1カ月公演も待っています。実は梅沢さんと私は同じ年。わざわざ「祝七十五歳」がタイトルに掲げられます。彼はヒット曲を持つ歌手でもあり、どんなショーになるのか、非常に楽しみです。

 仕事の合間にスキーにも行くし、ゴルフもします。まだまだ若いつもりでいますが、ここまで来ると、自分の体調との闘いになってきます。定期的に病院での健康診断は欠かしませんし、体調管理は日課となっています。しかし、ステージで歌った後に頂く拍手がどんな薬よりも元気が出ます。何よりのカンフル剤です。子供の頃、ジャガイモを運ぶ馬車の荷台で歌ったときと何も変わっていません。

 確かに歌が仕事となりましたが、実は歌うことがいまだに趣味であり、最大の息抜きでもあるのです。以前からそうですが、カラオケが大好きです。自宅にもカラオケ装置があり、家族でカラオケ大会もします。それでも、仕事帰りにカラオケ店に立ち寄り、歌いながら一杯やります。仕事でさんざん歌ってきてるのですが、新幹線を降りる東京駅と品川駅前には行きつけのカラオケ店があります。歌って締めないと、一日が終わらないのです。

 歌が持つ魔力なんでしょう。歌っていて機嫌が悪くなる人を見たことがありません。大声を出して歌うと、嫌なこともストレスも、全て吹き飛んでいく気がします。だからずっと健康でいるのかもしれません。そう考えると、本当に幸せ者としか言いようがありません。

 幸い、妻の喜代美や長男の譲も含め、弟子たちと、私の周りにはみんな歌好きばかりが集まっています。人気歌手になり、いっぱい稼いで幸せになってほしいのですが、最大の願いは、死ぬまでずっと歌好きのままでいてほしいということです。歌っていれば、少なくとも不幸にはならないだろうと私は信じています。それが私の思う「歌バカ」道です。それは誰にでも通じると思います。少々嫌なことがあったとしても、鼻歌でも何でもいいから歌ってみましょう。♪私バカよね おバカさんよね…何だか悩んでいることが、どうでも良いことに思えてきませんか?

 人生、ネアカが勝つ。私の信条です。いろいろ考えることも大事ですが、どうせ生きるならば、明るく陽気に生きた方が得するような気がします。明るく元気に歌い飛ばしましょう!そんな能天気な私の話に1カ月間、お付き合いいただき、誠にありがとうございました。=終わり=(構成・元尾 哲也)

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