関西テレビ社長 フジテレビは「時代の変化に成功体験がついていってなかった」「番組にも影響」

[ 2025年4月4日 15:51 ]

4日、囲み取材を行い、辞任を発表した関西テレビ(カンテレ)の大多亮社長
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 元タレントの中居正広氏によるフジテレビ元アナウンサーとのトラブルを巡る問題で、当時フジテレビ専務だった関西テレビ(カンテレ)の大多亮社長が4日、囲み取材を行い、辞任を発表した。被害女性に謝罪し、自身の被害女性への対応に対して反省の弁を述べた。

 大多氏は「Aさんの心情に寄り添うことができず彼女を苦しめてしまったこと、本当にお詫びしたい」と謝罪。「彼女のためを思って対応してきたつもりでしたが、それは彼女の意思を無視し、彼女に責任を転嫁する行為だったという第三者委員会の調査報告書の指摘を大変重く受け止めています」と語った。

 大多氏がフジテレビの黄金期を作ってきた1人である一方で、セクハラなどの土壌を作ってきたと指摘されていることについて、「自分も含めてですけど、結局アップデートできてない」と厳しく分析。「どこかで時が止まってるとまでは言いませんけど、あの時の空気感、あの時のノリであるとか。“フジは成功体験が強すぎて、イノベーションのジレンマだよね”ってここ10年くらい言われてきましたけど、その辺が変わっていってないことが番組にも影響していましただろうし、あの時みたいに次から次へヒットが生まれるふうにならないのは、時代の変化に成功体験がついていってなかったのかなと思います」と語った。

 フジテレビの第三者委員会は3月31日、300ページを超える報告書を発表。被害女性が中居氏からの性被害を同局に申告したものの、当時の港浩一社長と大多亮専務、編成制作局長が「プライベートな男女間のトラブル」と判断していたことを報告。「性暴力に対する無理解と人権意識の低さが見て取れる」と断じた。

 大多氏は31日にコメントを発表。「厳しいご指摘を受けたことを、真摯(し)にそして深く受け止めております」とし、「被害に遭われた女性には、寄り添うことができず、心よりお詫び申し上げます」と謝罪していた。さらに、4月1日の同局の入社式で「このたびは私のフジテレビ時代の問題でこのような状況になっていることを本当に申し訳なく思っています」と謝罪した。

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