尾上右近が歌舞伎座で念願の鏡獅子に挑む!! 師匠尾上菊五郎の激励スルーは「凄く後悔」

[ 2025年3月14日 22:25 ]

<尾上右近 四月大歌舞伎「春興鏡獅子」取材会>平櫛田中作の曽祖父六代目尾上菊五郎の像と写真に納まる尾上右近
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 歌舞伎俳優の尾上右近(32)が14日、都内で「四月大歌舞伎」(歌舞伎座、4月3~25日)夜の部「春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)」の取材会に出席した。

 同作は新歌舞伎十八番のひとつで、「劇聖」と呼ばれた九代目市川團十郎が初演。かれんな小姓の弥生と勇猛な獅子という対照的な2役を演じる歌舞伎舞踊の大作で、念願の役となる。「今までの人生の中で一番宣伝していただきたい公演です」と興奮気味に語った。

 右近にとっては、3歳の頃に見た曽祖父の六代目菊五郎の「鏡獅子」が歌舞伎界に足を踏み入れた原点の演目。「3歳の時に鏡獅子に出合って今年で30年。初舞台から25年、尾上右近襲名から20年、自主公演でやらせてもらってから10年。鏡獅子に対する思いを持ち続けてやってきましたが、そんな中で節目でやらせてもらうのはついにであり、ようやくでもある」としみじみと口にした。

 師である七代目尾上菊五郎(82)には楽屋で報告。「“頑張ってね。一生懸命踊ってね”と言ってくれました。あんまりそんなことを仰る方ではないので、びっくりして、スルーしてしまいました。ありがとうございますと言えば良かったのに、凄く後悔しています」と振り返った。

 今回は胡蝶の精として坂東亀三郎(12)と尾上眞秀(12)が出演。先輩として頼もしい背中を見せる。「俺も鏡獅子を踊りたいと思ってもらえたら成功ではないでしょうか」と気合を入れた。

 念願の役から今度は自身の当たり役となることを目指す。「次の僕の夢、目標は鏡獅子を当たり役にすること。鏡獅子を作り上げた六代目菊五郎の情熱を現代に置き換えて、僕のひ孫が“ひいおじいちゃんが作った作品を当たり役にしたい”と言うような役や作品を作ることです」と意気込みを語った。

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