石破首相“白旗”高額療養費負担増を全面凍結 田崎史郎氏が迷走の裏側を解説 頑なになった理由は

[ 2025年3月7日 22:28 ]

石破茂首相
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が7日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」(月~金曜後8・00)に出演。石破茂首相が同日、医療費の支払いを抑える「高額療養費制度」の自己負担上限額引き上げの実施見送りを表明したことを受けてコメントした。

 自己負担引き上げを巡ってはがん患者団体や関連学会から反対意見が続出していたが、石破首相は先月28日に今年8月の引き上げは維持すると表明。頑なな姿勢を崩さなかったが、この日、「見直し全体について実施を見合わせると決断した」と述べた。

 野党からの批判に加えて、与党内からも相次いだ見直しを求める意見を受けて今回の決断に至った形。田崎氏は「今回突き動かしたのは参院選への恐怖感なんです。(引き上げ凍結は)もともと立憲民主党が強く求めていたことだが、自民、公明党もこれに応じなければ参院選戦えないという恐怖感が走った」と夏の参院選を見据えての決断だったと解説した。

 5日の参院予算委員会には全国がん患者団体連合会の轟浩美理事が参考人として出席し、石破首相に政府方針の一時凍結を求めた。田崎氏は「(参考人は)普段は自民党はOKしないですよ。OKせざるを得ないほど自民、公明党は危機感を感じていた。その危機感が与党を動かして、きっかけは立憲民主党ですけど、こうなってるわけです」と説明。

 そして「石破政権の決定の仕方で別の問題点を指摘しておきたい」と前置きして、「石破さんが途中頑なになったんです。変えましょうと役所が言っても応じなかった時間がある。これは自分が答弁重ねてきてるから変えたくないっていう話。それが先週金曜日の野田さんに対する答弁だった」と先月28日の立憲民主党・野田佳彦代表との質疑を解説。

 田崎氏は「総理の参謀がいない」ことが判断ミスにつながったとし、「安倍さんにとっての菅さん、岸田さんにとっての木原さんみたいな方がいなくて、本当の側近といえる人がいないので、そういう人を作らなければ同じようなことが起こる」と今後を予測していた。

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