藤井棋王 3年ぶりに雁木へ誘導 後手番ブレークで3連覇へ王手 棋王戦第2局

[ 2025年2月22日 20:38 ]

棋王戦第2局に勝利し、増田康宏八段(右)と感想戦を行う藤井聡太棋王
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 将棋の藤井聡太棋王(22)=王将など7冠=が増田康宏八段(27)を挑戦者に迎える第50期棋王戦第2局は22日、金沢市の北國新聞会館で増田の先手で指され、140手で藤井が勝利した。対戦成績を2勝0敗として3連覇へ王手をかけた。

 藤井は得意戦法・角換わりを10手目、自ら角道を閉ざすことで拒み、雁木(がんぎ)へ進めた。その意図を問う終局後の質問に、20手目、28手目で9筋の端歩を伸ばしたことを取り上げ、「突き越してみたが、端にかけた2手が甘くなる可能性があるのかなと思って指した」と振り返った。

 藤井が昨年12月、竜王防衛後の一夜明け会見で語った「少しずつ変化を求めて指してます」を連想させる。日本将棋連盟によれば、藤井が雁木(がんぎ)を指すのは通算10局目。ところが雁木への導入となる、角道を閉ざす歩を自身が突いたのは22年1月の朝日杯での永瀬拓矢九段戦以来3年ぶり。他9局は、相手が角道を止めていた。藤井の語った「変化」の1つと受け止められそうだ。

 「盤面全体で戦いが起こって全体としてどう判断していいのか難しかった。中盤でバランスの取り方が分からなくなった」

 それでも長らくの懸案とする後手番でブレーク。3月2日、新潟市での第3局へ「スコアは意識せず、精一杯頑張りたい」と意欲を見せた。

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