中村勘九郎「こういう大人になりたい」プロレスラーに憧れた幼少期「裏では凶暴…」弟・七之助との思い出も

[ 2025年2月16日 17:46 ]

小島聡の登場に笑顔の中村勘九郎(撮影・小渕 日向子)
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 歌舞伎俳優の中村勘九郎(43)が16日、東京・歌舞伎座で行われている松竹創業百三十周年「猿若祭二月大歌舞伎」昼の部公演後、新日本プロレスの小島聡と初対面を果たし、プロレスを好きになったきっかけを告白。弟で歌舞伎役者の中村七之助との思い出も明かした。

 37年前に十八世中村勘三郎(当時勘九郎)が初演した舞台を、当代の勘九郎が歌舞伎としてよみがえらせた「きらら浮世伝」。25日に千秋楽を迎える。

 勘九郎は、“江戸のメディア王”とも称された蔦屋重三郎を演じている。プロレス好きの勘九郎は、劇中で喜多川歌麿(中村隼人)を相手にプロレスを繰り広げ、新日本プロレスの小島聡の合言葉「いっちゃうぞバカヤロー!」を響き渡らせており、大きな話題となっている。

 勘九郎がプロレスを好きになったきっかけは、叔父の中村芝翫(しかん)。全日本プロレスが行われていた日本武道館に足を運び、子どもながらに「若い選手が試合する時、ジャイアント馬場さんがブース外でサインをしているのを見て“俺はこういう大人になりたい。もし自分が成長して、年配になった時に、若手がやってる公演でもサポートして、ファンの心を掴むっていうことをしたい”」と憧れを抱いたという。

 「技をかけられてばかりだった」という幼少期。弟の七之助の名をあげ「女形で綺麗なんですけれども、裏では本当に凶暴な男で…」と苦笑。「子供の頃、リビングでテレビを見ていたら、背筋に気配を感じるんですね。ソファの肘掛けあるじゃないですか。あそこの上に(手を広げる仕草)立ってるんですよ。“えっ”と思うと、ニードロップで押し倒す」とじゃれ合いをしていたようで「ずっとやられっぱなしでしたね」と昔話に思いを馳せた。

 「エンターテイメントは不要不急のものだって言われる悔しさを爆発させる作品」の同作。コロナ禍での我が身を重ね合わせ「本当に悔しい思いをしてたので、エンターテイメントを愛する人達にもぜひ見て頂きたいな」と願いを込めた。

 この日は合言葉の本家・小島聡が来場。「学生時代から見させて頂いた」と大興奮。身体をひねらせながら「本当に光栄です」と、初対面の喜びに浸った勘九郎。熱い握手を交わしながら、技をかける仕草で写真撮影など、特別な時間を過ごした。

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