笠井信輔アナ 「とくダネ!」Pから出されていた小倉智昭氏対策ぶっちゃけ「だから、よく意見が…」

[ 2024年8月9日 12:30 ]

笠井信輔アナウンサー
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 フリーアナウンサーの笠井信輔(61)が8日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。長年出演していたフジテレビ「とくダネ!」での裏話を明かす場面があった。

 この日は1999年にスタートし、22年続いた「とくダネ!」で長く共演していた小倉智昭氏とともに出演。この日は偶然、8月8日でフジテレビの日ということで、同局についてトークをする展開になり、「とくダネ!」の話題に。

 笠井アナは「やっぱり『とくダネ!』時代のことを覚えているのは『とくダネ!』ってフジテレビの中で特殊な番組だったじゃないですか。フジテレビって、何か右左でいうと、ちょっと右寄り。小倉さんは中道左派というか、自民党とか、アメリカとか丸々好きじゃないっていうスタンス。そんな感じで、うちの報道の人たちとかが“小倉さん、もうちょっと真ん中に寄ってもらったほうがいいんじゃないか”って話をしたら、プロデューサーが“いや、うちの番組は小倉智昭ショーだから小倉さんには好きにしゃべってもらいます”みたいな」と明かし、小倉氏も「そういう防波堤になってくれていたんだよ、プロデューサーがね。で、俺はお構いなしにしゃべってた」と懐かしんだ。

 笠井アナも当時はフジテレビの局員。「僕と(女性サブMCだった)佐々木恭子には局アナだから、“笠井はとにかく小倉さんがAと言ったらBと言え。Bと言ったらAと言え。対局で話をしなさい。笠井がそう思っているんだったらぶつかればいいけど、そう思っていなかったらそう思っている人もいるよってディベートをするような形でそれを見せるんだ”ってずいぶん前から言われていたんですよ。だから、よく意見が食い違っていたじゃないですか」と告白した。

 これに、小倉氏は「俺にはそういうこと一切、言わないんだよね。あの辺が巧みなところ」と感心しきり。「好きにやらせてもらってたしさ。一度、報道の局長が飛んできてケンカしたことあったけどね」と笑った。

 笠井アナは「僕、『とくダネ!タイムス』っていうニュースコーナーをやっていたじゃないですか。あの時、小倉さんがどういうふうにやれば盛り上がるかってだんだん分かってくる。そうすると、社説を出して、盛り上がるってことが分かってきて、よく朝日新聞とかの社説を取り上げて、小倉さんがそれに対して“それはさ~”って乗ってくるっていうテクニックをやっていたら、編成の人が会議やっている時に怒鳴り込んできて“うちは産経グループなんだ!なんで朝日新聞ばっかり使うんだ!”って凄い怒られたの、『とくダネ!タイムス』の反省会の時に怒鳴り込まれて、それで考えてみたらそうだよな!って産経新聞をよく使うようになったりしましたね。昔ですけど、始まった頃」と苦笑した。

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