元女子卓球プロ・四元奈生美氏 卓球女子団体決勝の相手の中国は「かなりプレッシャーがかかっている」

[ 2024年8月9日 09:45 ]

四元奈生美
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 元プロ卓球選手でスポーツウェアデザイナーとしても活躍している四元奈生美氏(45)が9日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。パリ五輪の卓球女子団体戦の準決勝で、日本がドイツを3―1で下し、決勝に進出したことについてコメントした。

 日本は、第1試合のダブルスで、左腕を痛めている早田ひな(日本生命)平野美宇(木下グループ)の同学年ペアが呼吸ぴったりのプレーで3―1で先勝。第2試合のシングルスは16歳・張本美和(木下グループ)がまさかのストレート負けで、今大会3試合目で初黒星を喫した。

 だが、第3試合のシングルスで平野がストレート勝ち。第4試合は張本が再びコートに立ってストレート勝ち、第3ゲームは11―0で、チームの決勝進出を決めると涙を浮かべた。日本は12年ロンドン銀、16年リオ銅、21年東京銀に続く4大会連続表彰台を決め、決勝で中国と対戦する。

 四元氏は「やりましたね!メダルが確定してるってだけでうれしい。本当によかったです」と声を弾ませ、準決勝の勝利のポイントは「ダブルスだったと思う。団体戦でダブルスを取った方が勝つというデータが7割から8割あるので、ダブルスが取れたというのが大きかった」と言い、「ドイツは手ごわかった。ラバーも表ソフトという、ちょっとつぶつぶのラバーをダブルスのチャン選手もワン選手も使っていて、ナックルぎみって言うんですかね、当てると落としたりして、ドライブすると逆にふかしたりしてしまうラバーを使っている2人なんですが、スマッシュを打たれると結構取るのがつらいんです」と解説。ゲームカウント2―1、8-8からの早田のフォアドライブに着目し「この1本で流れが来た」と指摘した。

 また、決勝の中国戦について聞かれると、「精神的な部分でどんどん攻めてほしい。五輪という大舞台で中国の選手の重圧は、絶対に負けられないというものがいつもの大会よりも大きく、かなりプレッシャーがかかっていると思う。そういったことを逆手にとって、どんどん攻めて自分たちが絶対に勝てると信じて最後までやり切ってほしいと思います」と日本チームにエールを送った。

 MCの谷原章介が「やっぱり受けに回ったら弱いですよね」と言うと、「そうですね。勝つ時って、攻めて攻めてどんどんプレッシャーをかけて逃げ切るパターンを見ているので、同じような形で自分を信じて最後まで頑張ってほしいです」とコメントした。

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