松本幸四郎 父・松本白鸚との共演で「気まずかった」瞬間 「何やってるんだろう?この親子はって」

[ 2024年4月25日 19:51 ]

松本幸四郎
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 歌舞伎俳優の松本幸四郎(51)が、21日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演し、父・松本白鸚(81)との共演を振り返った。

 この日は杉良太郎を父に持つ俳優・山田純大と、文学座の名優・北村和夫さんの長男・北村有起哉と共演。2世俳優同士でエピソードトークを繰り広げた。

 幸四郎は18年に、松本白鸚から10代目松本幸四郎を襲名。ともに歌舞伎界を引っ張る存在として活躍を続けている。

 物心ついた時から役者になっていた幸四郎は、ある時の父とのやりとりを明かした。「“おやじ何やってるの?”って。おやじ今、弁慶だったりするじゃん。“お前今、何やってるの?”、“お姫様”って。おかしい…」。それぞれが演じている役どころを報告し合うという、普通の家庭なら特殊な会話だが、幸四郎たちの間では当たり前だったという。

 00年には「桜姫東文章」で父子共演。姫役の幸四郎が、父演じる悪党に襲われる場面があったという。「父とやってた時に、僕がお姫様で、父がそこに忍んできて、襲うって場面があるわけですよ」。幸四郎は父に帯をほどかれ、顔と顔が近づくかどうかのタイミングで御簾(みす)が下りるが、「下りた瞬間が一番気まずいんですよね。何やってるんだろう?この親子はってね」と笑って振り返った。

 山田が「特殊だよね。小さいころからやってるからそれが普通なんだよね」と話すと、幸四郎は「「親子で芝居するとかの恥ずかしさは、(普通は)分からないですよね。ないですよね」と答えていた。

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