張本勲氏　セ・リーグ優勝争いで阪神追う広島を高評価　キーマンを絶賛「素晴らしい」　巨人は…

張本勲氏
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　野球評論家の張本勲氏（83）が6日、TBS系「サンデーモーニング」（日曜前8・00）に生出演。残り50試合を切ったプロ野球セ・リーグの優勝の行方について語った。

　5日のゲームを終え、阪神が2位・広島に1.5ゲーム差の首位。そして3位DeNAは阪神と8ゲーム差、4位巨人とはゲーム差なしといった状況の中、司会の関口宏（80）が「阪神がまた元気になってきた」「2、2、2になったかな」と6チームが上位、中位、下位の3グループにくっきり分かれたのではないかと指摘した。

　すると久しぶりの登場となった張本氏は「広島が気持ち悪いでしょう、阪神は。全員野球だからねえ…新井監督が素晴らしい。新井監督は（自身を）監督じゃないと思っているから。選手の中に入って、自分が選手だと思って一緒に戦ってるから。選手は信頼しますよね。この人のために、と（なりますよ）」とキーマンに新井監督を挙げ、広島のチーム状況を評価した。

　関口が「巨人はもう（阪神にとって）嫌じゃないかな」とニヤリと笑いながら問いかけると、張本氏は「いやまだ分かりませんよ！3位までに入ればね、クライマックス（シリーズ）があるから。分かりません」と少し語気を強めて、OBとして諦めていない姿勢を見せた。