羽生九段 竜王戦挑戦者決定Tでベスト4進出 通算100期の大台へ三浦九段を106手で破る

[ 2023年7月17日 21:34 ]

羽生善治九段
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 羽生善治九段(52)が17日、東京・将棋会館で、第36期竜王戦決勝トーナメントの三浦弘行九段(49)との対局に臨み、106手で勝利した。羽生はベスト4に進出した。終局後、「まとめづらいかなと思いながら指していた。自信のない局面が続いた」と振り返った。

 羽生は次戦、永瀬拓矢王座(30)と挑戦者決定3番勝負進出をかけて争う。タイトルホルダーは藤井聡太竜王(20)=王将、名人、王位、叡王、棋王、棋聖含む7冠=で、10月6、7日、東京・セルリアンタワー能楽堂での第1局から7番勝負は始まる。

 振り駒の結果、先手は三浦になり、戦型は角換わり腰掛け銀に進んだ。51手目、三浦が5段目へ跳ねた桂を確保した羽生は64手目、駒台からその桂を自陣に放って反撃開始。その後、飛車と銀桂による交換から大駒を獲得した羽生が、大駒3枚の攻めで優勢を拡大していった。

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