古舘伊知郎 マイナンバーカードは「即廃止にしてもらいたい」「もう一回、制度設計を図らないと無理」

[ 2023年7月17日 17:10 ]

古舘伊知郎アナウンサー
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 フリーアナウンサーの古舘伊知郎(68)が、16日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(後1・30)に出演。マイナンバーカードについて持論を語った。

 番組では銀行口座や保険証の紐付け、情報の誤登録などトラブルが相次いでいるマイナンバーカードについて、必要か不要かをコメンテーターが議論した。

 古舘は「どう便利なのかハッキリさせないカードは不要」と意見。「マイナンバーは振られてますから、デジタル化することによって足りない社会保障費だってある程度、コストを削減させていくっていろいろあると思うので、ナンバーはあり」と個人に数字が割り当てられることには納得できるとした。

 その上で「マイナンバーカードは即廃止にしてもらいたい。そもそも制度設計にミスがある」とカードは不要と述べた。「例えば、戸籍に関しては漢字の名前、読み仮名を付けないとあったけど、6月に終わった国会で急遽、読み仮名を付けるってなったけど、それは自分の本籍地のある役所に行ってちゃんと届け出をやらないといけない面倒くささもありますし、銀行口座と紐付ける場合に銀行口座はカタカナ名だったりする。そうすると、コンピューターが見た時にマイナンバーカードの漢字の方とカタカナでえ?ってなったりしますよ」と具体例を口にした。

 そして「無理なんですよ。僕はマイナンバーのみにしてもう一回、制度設計を図らないと無理だと思います」と断言。カード以外で「代替するってのもあります」とし「例えば、コンビニ行って印鑑証明、住民票取れるの便利ですよ。コンビニってシステムが便利なんですよ。それとマイナンバーって形があれば何らかの連携は取れるので、何でこれだけトラブル続きのカードが必要ですかと問いたい」と訴えた。

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