吉本所属「コマンダンテ」が解散　15年の歴史に幕　全国ツアーは中止「本当に本当に申し訳ございません」

コマンダンテの安田邦祐（左）と石井輝明
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　吉本興業所属のお笑いコンビ「コマンダンテ」が2日にそれぞれのツイッターを更新し、コンビ解散を発表した。

　石井輝明（38）はツイッターで「この度、コマンダンテを解散することになりました」と報告。「コマンダンテとして活動した15年間は辛いこともありましたが、楽しいことの方が圧倒的に多かったです。それも周りの芸人仲間の皆様や社員さんスタッフさん、観に来てくれるお客様たちのおかげでした。そして何より安田くんのおかげでした。本当にありがとうございました」と感謝の思いを記した。

　「みなさんに恩返し出来ずに解散することになってしまい、申し訳ございません。全国ツアーも中止となりまして、ご予定を空けてくださっていた皆様、本当にすいません。二人ともお笑いは続けていきますので、温かい目で見守っていただければ幸いです。僕は、印琲豆男として、お笑いとコーヒーを極めていく所存であります。終わりはまた始まりです。今後の人生も、口笛吹いて歩いていきたいと思います。ありがとうございました」とつづっていた。

　また、安田邦祐（39）も同日にツイッターを更新。「応援してくださってた皆様この度は本当に申し訳ございません。全国ツアーの中止も本当に本当に申し訳ございません。そして今までコマンダンテを応援してくださりありがとうございました。約15年コンビを組んで僕1人じゃ到底見れない景色を石井くんにたくさん見せてもらいました。本当に感謝しています」。

　「そして今後は1人で活動を続けます。この先もすべり続ける覚悟ができました。いつかまた応援してもらえるような芸人になります。改めて全国ツアーを楽しみにしてくださってた皆様、本当に申し訳ございません」とツイートした。

　2008年7月結成のコマンダンテはボケ担当の安田と、ツッコミとネタ作りを担当する石井との2人組。09年にM-1グランプリで初の準決勝進出を果たした。結成9年目の16年には関西を拠点とする芸歴10年以内の若手による「ytv第5回漫才新人賞決定戦」を制し涙の初栄冠。17年4月から東京に活動拠点を移し、大宮ラクーンよしもと劇場を中心に活動していた。