田崎史郎氏　岸田首相“異次元の少子化対策”より「小池さんの“5000円配ります”の方がインパクト」

東京・赤坂のTBS社屋
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　政治ジャーナリストの田崎史郎氏が5日、TBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。岸田文雄首相が4日、年頭会見で、今後の優先課題として「異次元の少子化対策」や「インフレ（物価上昇）率を超える賃上げ」の実現に取り組むと明らかにしたことについてコメントした。

　田崎氏は「これは財源がかかる話なんです。おそらく政策としてはかなり打ち出せるでしょうけれども、じゃあその財源どうするんだっていう時に、増税も考えていくのか。そこが見えてこない」と指摘。「ちょっと話がズレますけれど、小池さんが5000円をぶちあげたわけですよね」と、東京都の小池百合子知事が4日、都庁での新年のあいさつで、少子化対策として都内に住む0～18歳の子供に1人当たり月5000円程度を給付する意向を明らかにしたことについて言及し「あれは官邸にとっては本当に寝耳に水。してやられたって感じなんですよ」と言い、「異次元の少子化対策と言うのと、5000円配りますと言うのと、どっちがインパクトあるかっていったら5000円の方なんですよ」と話した。