権田 まるで若林のような大活躍「キャプテン翼」になぞらえ海外メディア絶賛 作者の高橋陽一さん大興奮

[ 2022年11月26日 05:04 ]

23日ドイツ戦でボールをキャッチする権田(右)
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 23日のサッカーFIFAワールドカップ(W杯)の日本―ドイツ戦でスーパーセーブを連発したGK権田修一を、各国のメディアがサッカー漫画の金字塔「キャプテン翼」の最強GK若林源三のようだと絶賛し、話題となっている。

 南米のテレビ局「Dsport」スポーツ部公式ツイッターは、権田の神がかりセーブの動画を投稿。翻訳版での若林の名前が「ベンジ・プライス」であることから「君はベンジ・プライスなのか?」と褒めちぎった。権田が「キャプテン翼」のキャラクターに例えられていることを受け、作者の高橋陽一氏(62)は本紙の取材に「権田選手のスーパーセーブが勝ちにつながった。まるで若林のような大活躍でした」と称えた。

 若林は主人公・大空翼のライバルでありチームメート。「ペナルティーエリア外からなら、どんなシュートも防ぐ」と豪語する。小学校卒業後、西ドイツ(当時)の名門チーム入り。国際ジュニアユース大会では日本代表の「S・G・G・K(スーパーグレートゴールキーパー)」として各国選手に恐れられた。

 高橋氏にとって、権田の活躍だけでなく、ドイツ戦は大きな意味を持っていた。日本がW杯に出場したことがない1980年代に描いた「キャプテン翼」第1部では、クライマックスとなる国際ジュニアユース大会決勝は日本対西ドイツ。結果は日本が3―2で勝利した。「漫画では勝ったが、現実の世界で初めてW杯で対戦し、勝利を得たのは本当にうれしい」と喜んだ。

 27日のコスタリカ戦に臨む日本代表には「次に進むには勝ちが必要だと思う。ドイツ戦の勝利に意味を持たせるためにも頑張ってほしい」と期待。続く12月1日のスペイン戦へと思いをはせる。翼は中学卒業後ブラジルへ渡り、現在はスペインのバルセロナに移籍し活躍中。日本代表として「マドリッド五輪」を戦っている。「今、漫画では日本対スペイン戦を描いているので感慨深い。W杯でどういう状況での対戦になるかは分からないが、昨年の五輪では負けている。良い結果を得られるよう願っています」と祈りを込めた。

 ▽キャプテン翼 週刊少年ジャンプ(集英社)で1981年連載開始。当時のスポ根漫画と一線を画す作風で、天才サッカー少年の大空翼が勝利を目指しながらも競技を楽しむ姿が少年たちを魅了。日本のサッカー熱を高めたとされる。アニメ版は世界50カ国以上で放送され、ブラジルのネイマールら世界的選手にもファン多数。翼の中学卒業までを描き、88年にいったん連載を終了したが、その後も続編が描かれ、現在は「キャプテン翼マガジン」で「キャプテン翼 ライジングサン」を連載中。関連作品を含め単行本は100巻を超える。

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