西野亮廣 クラウドファンディングで炎上した過去「むっちゃ燃えた」 その原因とは

[ 2022年8月5日 13:52 ]

「キングコング」の西野亮廣
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 お笑いコンビ「キングコング」西野亮廣(42)が4日配信のABEMA「迷えるとんぼちゃん」(木曜後11・00)に出演。炎上した過去を語った。

 お笑いだけでなく、絵本作家としても活動する西野。映画化された「えんとつ町のプペル」では興収24億円を稼ぐ大ヒットとなり、海外の映画祭にも多数出品された。また、オンラインサロンの収入を原資にして飛行機を購入したり、町づくりを計画するなど様々な事業を展開している。

 歯に衣着せぬ発言で話題になることも多い中で「セルフブランディングはどうしてるのか?」と聞かれ、「別にしてないんですよね…こういうキャラになってやろうとかは全然考えてない。思ったことをそのまま言っちゃってるっていうだけなので、セルフブランディングはうまくいってないと思うんですよね」と本音を吐露。

 かつて炎上したこともあったが「炎上って僕がシンプルに悪いパターンは、そっちは単純にごめんなさいという感じなんですけど、ほとんどの炎上はそっちじゃない。伝わらないっていうことなんです。言ってることが伝わらない。例えば11年前くらいにむちゃくちゃ炎上した。クラウドファンディングをしたことで炎上したんです。当時、クラウドファンディングを知らないから、詐欺師か悪徳宗教のなんかかってむっちゃ燃えるんですよ」と回想した。

 勝手にイメージが独り歩きし「その時は寂しかったですね」。芸人が「それ詐欺だろ」などといわゆる優しいツッコミをしている姿を「鵜呑みにする人がいるんですよね…だから、僕が傷つけられたからイヤだとかじゃなくて、僕からすると競合が減っておいしいはずなんだけど、芸人さんの選択肢がなくなっちゃってるのは嫌だったんです。芸人さんが劇場とかテレビで食えなくても、クラウドファンディングで企画たててやってしまえば増えたかもしれないのに、その選択肢を日本人が全員つぶすっていうのをずっと見なきゃいけなかったんで」と苦悩を明かした。

 それでも「誰かが被弾しないと変わらない。ほんとそうなんですよ。これって僕の悩みなんです。伝わらないっていうのがある。10年は遅いんですよ。ほんとは1年くらい伝わらないはなんとなく我慢するけど、10年かかるのかって思うんです」と言いたいことがなかなか伝わらず、ついたイメージを覆せない悩みを打ち明けた。

 MCの加藤浩次は「ネットの中で、全部を黒って言ってる人間を白にするのは無理だけど、世間の人(のイメージ)はどんどん変わっていってる。だったらいいんじゃないのって思う。あぶねえなって思うことバンバンやっていけよ」と背中を押していた。

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2022年8月5日のニュース