生田斗真「湯道」にどっぷり漬かる!来年2月23日公開“お風呂エンタメ”映画で主演

[ 2022年8月5日 05:00 ]

映画「湯道」に出演する(左から)橋本環奈、生田斗真、濱田岳
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 俳優の生田斗真(37)が映画「湯道」(来年2月23日公開)で主演を務める。舞台となる古びた銭湯を巡り、さまざまな人間模様を描く物語。生田は「誰しもが日々汚れを落とし、疲れを取るお風呂。映画を見て、自分と改めて向き合い、日々の生き方を大切にしてほしい」とアピールした。

 展開されたのはスケールの大きな撮影だ。今作のために京都の松竹撮影所に本物の銭湯さながらの番台・浴室・天井・ボイラー室、さまざまな所から壁を取り外せる銭湯と、銭湯に通じる町並みの190坪(約627平方メートル)を超える巨大セットを制作。「撮影後も、そのまま営業したらいいんじゃないかな?」と絶賛する世界観の中で、昨年11月上旬~12月下旬に行われた。

 生田が演じたのは、銭湯を営む実家を飛び出し、銭湯をマンションに建て替えるために戻ってきた建築家。次第にお風呂に魅了されていく役どころ。製作陣は「等身大の若者でありながら、都会的で洗練された華がありつつも、銭湯のノスタルジックな世界にもなじむ、細やかなお芝居が必要。生田さんしかいない」と起用理由について語った。

 作品の企画は、第81回米アカデミー賞外国語映画賞を獲得した「おくりびと」を手掛けた小山薫堂氏。入浴を「茶道」「華道」「書道」などと同様に、伝統や精神を受け継がれていく「湯道」として提唱しており、約7年にわたり映画を構想。今作のオリジナル脚本も手掛けた。

 メガホンを取ったのは、小山氏と約20年ぶりにタッグを組む鈴木雅之監督。木村拓哉(49)が主演を務めた「HERO」「マスカレード」シリーズを手掛けたヒットメーカー。豪華2人が初タッグとなる生田とともに“お風呂エンタメ”で日本中の心を温めてくれそうだ。

 《弟役で濱田岳と共演 看板娘役に橋本環奈》主人公の弟で、銭湯を切り盛りする役どころを演じるのは濱田岳(34)。生田とは15年公開の映画「予告犯」以来の共演。作中では犬猿の仲だが「変わらず優しいお兄ちゃんで、演技はもちろん、現場での振る舞いやスタッフさんへの気配りも素晴らしい」と尊敬の念を語った。銭湯で働く明るく活発な看板娘役は橋本環奈(23)。休みには温泉や足湯に行くお風呂好きで「映画の帰りに銭湯に寄っていこう!と思ってもらえるとうれしい」と話した。

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