織田哲郎 実はスポットライトが苦手「バンドリーダーでギターが一番好き」

[ 2022年7月28日 13:09 ]

織田哲郎(2018年3月11日撮影)
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 音楽プロデューサーでシンガー・ソングライターの織田哲郎(64)が27日深夜、TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演し、自身の音楽活動についての思いを打ち明けた。

 この日は俳優うじきつよし(64)とトーク。織田が編入した高校に偶然、うじきがいたといい、50年近い付き合いという。

 織田によると、うじきは既に「子供ばんど」を結成。ハイレベルな音楽活動を始めていたというが、ある時、うじきが頭の上にアンプを乗せている奇妙な姿を見たという。うじきによると、演奏の音で苦情を言ってくる人に、自分を変人扱いしてもらうための苦肉の策だったが、「全然、感心を持たない人にも気を引けるかもしれない」と、表現の一部として取り入れた部分もあるという。

 それを見た織田は「うじ坊(うじき)は基本、表現者なんだよね。我々は根本が制作者だからさ」と感心。「俺は一応、音楽をやる中で、歌うっていうことも自分が音楽をやる中に含まれているから。知ってるじゃん?だんだん後ろ行く性質(たち)じゃん?」と、ステージでは控えめな性格であることを打ち明けた。

 TUBE「シーズン・イン・ザ・サン」やB.B.クィーンズ「おどるポンポコリン」など数々のアーティストに楽曲提供する一方で、織田自身も92年、「いつまでも変わらぬ愛を」が大ヒット。ソロ活動も注目を浴びた。少年時代から織田の性格を知るうじきは、「ソロでテレビとか一時、やっていた時期もあるじゃん?あの時とかも、すごい意を決してやってるんだろうなというのが、出て来た時から分かる。すごい感じで。本当にめちゃめちゃ考えて出てるんだろうなとか」と、織田の心中を察した。

 すると織田は「そういう意味じゃ、本来は“バンドリーダーでギター弾いてるポジション”が一番好きなのよ。たまにコーラスやるくらいが一番楽しい」と告白。「真ん中でスポット浴びてるの、ホント苦手でさ。だからライブって楽しくなったのって、40過ぎてからだよ」と、今も変わらぬ性格を明かしていた。

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2022年7月28日のニュース