「鎌倉殿の13人」スネ夫声優・関智一 大河初出演!夢叶い「跳んで喜び」土御門通親役 ジャイアンに続き

[ 2022年6月8日 13:00 ]

NHK「鎌倉殿の13人」で大河ドラマ初出演を果たす関智一。朝廷の実力者・土御門通親役を演じる
Photo By 提供写真

 アニメ「ドラえもん」のスネ夫役などで知られる声優の関智一が放送中のNHK「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)で大河ドラマ初出演を果たすことが8日、番組公式ツイッターで発表された。朝廷の実力者・土御門通親(つちみかど・みちちか)役を演じる。映像作品の時代劇も初挑戦。大河デビューに、関は「昔から好きで見てきたシリーズでしたので、お話が決まった時は跳んで喜びました。周りにも“いつか大河ドラマに出演するのが夢の一つだ”と語っていたので、それが叶えられて光栄です。叶えてくださった方々、本当にありがとうございます!」と感激している。今作は声優の起用が相次ぎ、ジャイアン役の木村昴も大河初出演を果たした。

 毎回、趣向を凝らした新キャスト発表。今回は語り・長澤まさみが動画(声のみ)で読み上げた。

 今作は声優が多数出演。第3話(1月23日)に登場した後白河法皇の第三皇子・以仁王役は木村。第10話(3月13日)に登場した常陸の武士・佐竹義政は平田広明。ともに大河デビューを果たした。第21話(5月29日)に登場した願成就院の住職役は緒方賢一。2年ぶり3作目の大河出演となった。

 稀代の喜劇作家・三谷幸喜氏が脚本を手掛け、俳優の小栗旬が主演を務める大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

 「機動武闘伝Gガンダム」のドモン・カッシュ役、「のだめカンタービレ」の千秋真一役、「ふたりはプリキュア」のメップル役、特撮ドラマの声など数々の作品を彩ってきた関。劇団「ヘロヘロQカムパニー」を主宰し、20年以上、舞台俳優としても活躍している。

 今回演じるのは、後鳥羽上皇(尾上松也)のため策を巡らす土御門通親。同じく鎌倉時代を描いた1979年の大河「草燃える」で「仲谷昇さんが演じられているのを拝見していたので、役名をうかがってすぐ、ピンと来ました。と、同時にプレッシャーも感じましたので(笑)ただちに関連書籍を購入し、自分なりに勉強しました」と早速、役作り。

 「『鎌倉殿』は初回から拝見していたので、この世界に自分が生きられることもうれしく思い、撮影日までワクワクして過ごしました」と喜びを明かした。

 三谷作品は14~15年に放送されたNHKの人形劇「シャーロック・ホームズ」(ラングデール・パイク役)以来、2作目の参加となる。

続きを表示

2022年6月8日のニュース