ひろゆき氏　コロナ有識者会議めぐり「専門家がどうこうってバッシングしてるメディアと視聴者がバカ」

西村博之氏
Photo By スポニチ

　2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之（ひろゆき）氏（45）が3日、MCを務めるABEMA「Abema　Prime（アベプラ）」（月～金曜後9・00）にリモート出演。新型コロナウイルス対策を検証する有識者会議について言及した。

　番組では同会議メンバーである古市憲寿氏が会議後に「政治家の決断と専門家の科学的意見は切り離すべきでは」と発言したことを紹介。古市氏が「この2年間、政治家はある種、専門家を利用したともいえるし、専門家は前のめりだったともいえるし、役割分担を考える事は必要じゃないかと議論した」と言ったことも取り上げた。

　古市氏の発言を受け、スタジオ出演した愛知医科大の後藤礼司医師も「確かにこの意見は1つある。確かに利用された可能性はありますし、僕らって意思決定するまでに情報だったり、こういうことがありますよって専門家の立場でお伝えすること。結局、政治判断は政治家が行うことで、切り離すべきは確かにそのとおりだと思います」とうなずいた。

　意見を求められたひろゆき氏は「感染症の専門家、治療の方の専門家、経済の専門家、多くの人がいてその立場でしゃべる。最終的に決定するのは政府なので、専門家がどうこうってバッシングをしてるメディアと視聴者がバカ」と厳しい口調で断じた。

　そして「最後に決めるのは政府。専門家は自分たちが思う立場から、きちんとこういうことですよって（言うのが仕事）。それが矛盾してるとか経済的によろしくないとか（あるかもしれない）。じゃあ、なので政府はこうしますって政府がどう判断するかを決めるべきで、何で専門家を叩いているのか不思議」とあくまで最終決定は政府であり、意見を求められた専門家を叩くのはお門違いとした。