「カムカム」ロバート役の村雨辰剛 本業は庭師も最近は「ロバートが庭の仕事してるって」 父は元空軍少佐

[ 2022年6月1日 14:40 ]

村雨辰剛公式インスタグラム(@tatsumasa.murasame)より

 タレントで庭師の村雨辰剛(たつまさ、33)が1日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に出演した際の苦労や、出演後の生活の変化について語った。

 スウェーデン出身の村雨は26歳で日本国籍を取得。庭師として活動しながらタレントとしてNHK「みんなで筋肉体操」などに出演、「カムカムエヴリバディ」では進駐軍の米軍将校・ロバート・ローズウッド役を演じて話題となった。

 司会の黒柳徹子から「あなたはスウェーデンの方なんで、英語をおしゃべりになるんですけど、この時スウェーデンなまりがでないようにってアメリカ人をやるのに随分考えたんですって」と振られると、村雨は「そうなんですよ」と回答。「特に朝ドラって(影響力が)大きいじゃないですか。多くの英語圏の方が見られると思うので、英語に凄く詳しい人だと、スウェーデン語じゃないの?ってなるから、スウェーデン語っていうのが伝わらないように、なまりっていうのが出ないように一番気をつけるところはあったんですね」と続けた。

 撮影では花、フラワーの発音を少し大げさにするなど工夫したとして、「自分の評価ではうまくいったと思うんですけど」と村雨。黒柳が「あれをおやりになってから、皆があなたのことを呼ぶときにロバートさんって。役名で」と明かすと、「もう今はどこへ行ってもロバートです」と苦笑した。

 今でも普段は庭師として仕事をしているとし、「目立っちゃうので、よく通りがかりの方々とかに“おっ、ロバートじゃん、ロバートが庭の仕事してる”ってなっちゃう。僕が本業が庭師であることを知らない方も多いので。“なんでロバートがそんなことやってるの”になりますね」と話して笑わせた。

 またスウェーデンに住む父は元空軍少佐だったとし、「ロバートさんは陸軍だったのかな、僕の父親は空軍なので。でも父親に今度こういう役で出るよと話してたら、ちょっと喜んでましたね」と告白。「記憶としては厳しく育てられたというのがあったので、ロバートを演じながら父親を思い出しながら」とも話した。
 

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2022年6月1日のニュース