山里亮太 解散の「うしろシティ」にねぎらい 「慕ってくれる」阿諏訪らに「ハードル激下げライブ」計画も

[ 2022年5月5日 12:38 ]

「南海キャンディーズ」の山里亮太
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 お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太(45)が4日深夜放送のTBSラジオ「JUNK山里亮太の不毛な議論」(水曜深夜1・00)に出演。4月末で解散したお笑いコンビ「うしろシティ」について語った。

 山里は4月28日に発表された「うしろシティ」の解散について、3月末までは「不毛な議論」の前となる水曜午前0時からのTBSラジオ「星のギガボディ」のパーソナリティーを務めていただけに「ここに素敵にバトンを渡してくれていた」と振り返った。

 「うしろシティ」は金子学と阿諏訪泰義によるコンビだったが、阿諏訪については「慕ってくれる数少ない後輩で」とし、「山里軍団なんて言ってくれてね」と山里。「不毛な議論」で「ボス」と呼ばれるようになったきっかけも「阿諏訪ですからね。ラジオにうしろシティが来た時に俺のことを『ボス』って呼んで」と明かした。

 金子は20年12月に体調不良を理由に休養を発表。翌21年6月に復帰したが、コンビでの活動は休止状態となっていた。山里は「その間阿諏訪はね、一人で自分の得意なことであるキャンプとかでいろいろ自分で頑張って戦ってきて。金子が帰って来るのを待ってた」と説明。また「て言ってもうしろシティ、キングオブコント3回ファイナリストだったっけ、凄いのよ。単独ライブもちゃんとさやって頑張っていたけれども」とねぎらった。

 「(阿諏訪は)いつかは金子が帰って来るだろうって頑張ってやって。『ギガボディ』、最終回は金子はいなかったからね。リスナーのみんななんかもいつかちゃんとした最終回、いつか2人そろって聞けるかなあと思ってた人なんかは『ああ解散かあ』ってショックだと思うけど」。自身は発表の前日、前週の「不毛の議論」放送前に阿諏訪から電話で退社を報告され、「そっかー、お前も趣味でいろいろ仕事獲得してるからいいかもな」と話したところ、「なので、解散になります」と伝えられたとした。

 解散の報告について「続けろよって絶対言っちゃいけないと思ってるし、俺たちが入るより、もっと深くしゃべっているだろうし、本人たちが」と言う山里は「飯でも食いに行こうよ」しか言えなかったという。「でもうしろはいろんなことがあったと思うのよね。扱い的に本人たちは頑張ってるけど、その頑張りが悪い方に見られるようないじられ方もあったりした時期もあったりして、そういうときになんかできなかったかなって自分でも思うんだけど」とも話し、「金子が体調崩しちゃう理由にそういうとこがあったりなんかしたのかなとか思うと。何言われてもあいつら単独ライブとかお客さんも入ってたし」とおもんぱかった。

 またともにWOWOWの映画番組に出演していた際には楽屋での「松竹芸能ゴシップ漫談が天才的に面白いな」としみじみ。阿諏訪については再び「トイプードルみたいに俺のところにキャンキャンキャンキャン来てくれて」、かつてNHKで仕事をした際には同じ松竹芸能のTKOの楽屋を通り過ぎて吉本興業の山里の楽屋を訪れたために「凄く木下さんが変な顔をしてるっていう」こともあったとした。

 「まあでもね、もう1回コント見たいという人も多いかもしれないけど、こればっかりは無理です。2人で決めたことですから。でも阿諏訪がツイッターかなんかで言ってんでしょ、『コント、またうしろで2人でやりたい』って」。自身も解散を経験しているだけに復活へのハードルは「尋常じゃなく高いし、戻る時に空いた分を埋める程の何かってないから難しいのよ。怖いし。やりづらいと思うから」としながらも、「阿諏訪がもう一回コントやりてえなって言ってて、金子もなんかコントやりてえなと思ったらご連絡をいただければと。俺、今凄いライブをやろうと思ってて」と提案。「ちゃんとメンツもね、私の腕を使っていいメンツ。R藤本、ネゴシックス、イタリア人、大トリうしろシティということで、ハードル激下げライブっていうのを計画しているんで」とぶち上げた。

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2022年5月5日のニュース