姿を消したリクガメ「こまつななちゃん」はどこに…焦る飼育員「さらわれたんちゃうかと」

リクガメの「こまつなな」は無事、発見された（エビとカニの水族館提供）
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　エビとカニを中心に展示している「すさみ町立エビとカニの水族館」（和歌山）でこのほど、リクガメを巡って飼育員が震撼する“事件”が起こった。

　小松菜が大好物で「こまつななちゃん」（性別不詳）として親しまれているリクガメを日光浴させていたが、囲いに戻そうとしたら姿が見当たらない。飼育員の辻尾さんは「もしかしたら、さらわれたんちゃうかと焦りました」と振り返る。

　冷や汗をかき、涙目になりながら捜索したものの、なかなか見つけられず館長を呼びに行こうと歩を進めると、見慣れた模様の物体が目に入った。本来いたところから約3メートル離れた予備槽の裏で、こまつななちゃんは発見。「無事で良かった」と辻尾さんは胸をなでおろした。