福本莉子　主演映画で初の大阪凱旋あいさつ「30分もひとりでしゃべり続けるなんて…」

全国公開された映画「君が落とした空」の初日公開記念舞台あいさつに登場した福本莉子
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　女優・福本莉子（21）が18日、大阪市内で映画「君が落とした空」（18日全国公開）の公開記念舞台あいさつに登場した。

　福本は大阪府出身。地元への凱旋に「友達が客席に紛れ込んでます」といきなり笑わせた。16年に第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得。17年に芸能界デビューした。大阪での舞台あいさつは初めてで「30分もひとりでしゃべり続けるなんてなかなかないので緊張してます」と言いながら、さすがに浪速っ子らしくトークは満点。「尺が持つか不安でしたが、ホントに一瞬でした。楽しかった」とサラリと言ってのけた。

　今回の原作は女子中高生に人気の小説アプリ「野いちご」（櫻いいよ）で発表され“切ない小説”ランキング1位に輝いた同名小説の実写化。ジャニーズJr.内ユニット「Travis　Japan」の松田元太（22）とのW主演で、女子高生・実結（福本）が、交通事故に遭った恋人・修弥（松田）を助けるためタイムリープを繰り返す中、修弥が隠していた秘密を知ってしまうというラブストーリーだ。

　2年前の撮影は「2週間で撮ったので、意識もうろうとしていてよく覚えてません。大変な作品」と苦笑い。「何度もタイムリープして同じ1日を繰り返しました。自転車の二人乗りも横乗りで怖かった。ダブル主演でプレッシャーもあって、一大仕事として気合い入れて頑張りました」と撮影秘話を明かした。

　中学時代はサッカー少女で「大阪城公園で練習してました。ボール12個を担いで行って。真っ黒でした」。高校時代は“帰宅部”で「友達と梅田をブラブラしたり、ユニバへ行ったり。HEP（梅田）にも行ってました」。その「HEP　FIVE」のアトリウム広場には映画の写真パネルが展示されている。「HEPに自分の写真パネルがあるのは感慨深い」と大阪“凱旋”を満喫していた。