「空気階段」史上最高得点で優勝「キングオブコント」視聴率は12・4% 昨年上回る

[ 2021年10月4日 09:03 ]

キングオブコント2021で優勝した空気階段。鈴木もぐら(左)と水川かたまり(C)TBS
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 2日にTBSで生放送されたコント日本一決定戦「キングオブコント2021」(後7・00~同9・54)の平均世帯視聴率が12・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが4日、分かった。「ジャルジャル」が優勝した前年大会は11・1%を上回る好数字だった。

 同番組は同局の8時間特番「お笑いの日2021」のフィナーレとして放送。お笑いコンビ「空気階段」が14代目王者に輝き、賞金1000万円を獲得した。

 瞬間最高は午後9時48分の15・2%で、空気階段の優勝が決まり、2人が涙ながらに喜びのコメントをする場面だった。

 個人視聴率は8・2%だった。

 空気階段は鈴木もぐら(34)と水川かたまり(31)のコンビで、2012年4月結成で決勝進出は3度目。 昨年はファイナルステージで「ジャルジャル」に敗れ、3位に終わったが、見事に雪辱。決勝1stステージの486点は歴代最高点でもあり、審査委員長の「ダウンタウン」松本人志(58)は、パンツ一丁で走り回ったネタに「歴代最高がこのネタって、なんか、どうなんだろうなっていう。でも、面白いんだから、しょうがないよね。ずっと面白かった。こいつら、何やってるんだろうって」と称賛したほどのレベルだった。

 2008年から毎年続くコント日本一決定戦。14年目の今大会は、松本人志以外の新たな4人の審査員が当日の放送の中で発表され、「かまいたち」の山内健司(40)、「バイきんぐ」の小峠英二(45)、「ロバート」の秋山竜次(43)、「東京03」の飯塚悟志(48)が務めた。

 参加総数は大会14年目で史上最多となる3015組。今大会から即席ユニットの出場が解禁され、シソンヌ&チョコレートプラネットの「チョコンヌ」、間寛平(72)&村上ショージ(66)の「ヤギとひつじ」などが準決勝に進出したものの、決勝には進めなかった。

 また、「M―1グランプリ」「R―1グランプリ」に続くお笑い賞レース「3冠」へと話題になったマヂカルラブリー・野田クリスタル(34)は、ファイナルステージ進出を果たせずに終わった。

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2021年10月4日のニュース