工藤阿須加 進む道に迷った時に…父・工藤公康氏からの言葉に号泣「まさか父から」

[ 2021年10月2日 11:47 ]

工藤阿須加
Photo By スポニチ

 俳優の工藤阿須加(30)が1日放送のTBSトーク番組「A―Studio+」(金曜後11・00)に出演。父である、プロ野球ソフトバンク監督の工藤公康氏(58)からかけられた、忘れられない言葉を明かした。

 5人きょうだいの長男として育ったが、工藤と長女でプロゴルファーの遥加(28)は特に厳しく育てられたという。今でこそ緊張感は減ったものの、公康氏について「常に何かあれば怒られてました」「現役の時は話しかける雰囲気があんまりなくて」と振り返りつつ、さらに「優しい時は優しいですし、オンとオフをしっかり持っている父ではあったんですけれども、基本的に365日野球のことを考えている父だったので、なかなか話しかけられる雰囲気がなかったですね」と明かした。

 厳しい父親だったが、道に迷った時に思いもかけぬ言葉をかけられた。高校時代に肩を痛め、打ち込んでいたテニスを断念。目標を失い、何カ月か家でだらだらと過ごしていた際に、母親からは叱られたと言うが、公康氏は「いいじゃないか。ふらふらさせてやっても」とフォローしてくれたという。

 「初めてですかね。本当に厳しい父親だったので」と工藤。「何をするにも真剣に取り組め」と言うのが公康氏の方針だったが、「自分がそうやって立ち止まろうとした時に、無理に夢を新しいの見つけろとか何か始めろと言わずに、『若い時に1年2年立ち止まっている時間があって、じっくり考える時間があってもいいんじゃないか』って言ってくれたことが嬉しかったですし、父親の顔を見れずに号泣しました。まさか父親からそんな言葉が出てくるとは思わなかったので」としみじみと話した。 

続きを表示

2021年10月2日のニュース