吉田栄作 世界で人気「¥マネーの虎」秘話 志願者に同情「怒りが生まれた」場面とは…

[ 2021年8月20日 18:06 ]

吉田栄作
Photo By スポニチ

 俳優・吉田栄作(52)が20日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)にゲスト出演し、かつてMCを務めた日本テレビの人気番組「¥マネーの虎」の裏話を明かした。

 夢を持って起業を目指す志願者のプレゼンに、会社経営者など「虎」と呼ばれるビジネスの成功者たちが夢を託し、投資する番組。04年まで約3年半、放送され、放送が終了した後も米国、英国などで同じ形式で番組が放送されるなど、世界で評価されている。米国では「Shark Tank」というタイトルで放送され、エミー賞を受賞した。

 MCのフリーアナウンサー垣花正(49)から「現場の雰囲気ってどうだったんですか?」と問われた吉田は、「ピリピリしてましたよ」と答え、「『虎』の社長さん同士が競り合ったりみたいな場面もあったり」と、緊迫感あふれる収録を振り返った。

 番組では、社長たちが志願者たちのちょっとしたほころびを突いて論破し、「ノーマネー(投資額ゼロ)」で終わるパターンが多かった。吉田は「あれで怒りが生まれましたよ。自分のことじゃないんで、何か結構つらかったですね」と、実は志願者たちに同情していたことを告白。「無駄なことを言えないじゃないですか?ちょっと言うと意味を持っちゃったりして、お金(投資)が成立しちゃったりもするので。結構慎重にやってました」と、あくまでプレゼンの見守り人としての立場を貫いたという。

続きを表示

2021年8月20日のニュース