桂福団治 80歳でも新作やります!彦八まつりでネタおろし

[ 2021年8月20日 15:55 ]

「デジタル彦八まつり」の開催会見を行った桂福団治(左)と桂あやめ
Photo By 提供写真

 落語家の桂福団治(80)が20日、9月5日に配信イベント「デジタル彦八まつり」の開催会見を開き、新作落語を披露することを明かした。

 1991年に始まった上方落語家が集結する恒例の人気イベント。第30回の節目を迎えるが、コロナ禍を受け昨年に続き一部を除き無観客で開催し、YouTubeで無料配信する。

 現在、神戸新開地・喜楽館での落語会(午後2時)、大阪・天満天神繁昌亭での落語会(午後6時)は有観客を予定し、こちらは有料配信。今年の実行委員長を務める福団治は繁昌亭に出演し、持ちネタ「寿命」をアレンジした「彦八の寿命」を初披露するという。「何と言ってもわれわれ(上方落語)の元祖、米沢彦八さんを絡めた新作ですから、ぜひご覧いただきたい」とアピールした。

 桂あやめ(57)から「80代で新作のネタおろしはなかなかない」と言われ、照れ笑い。「そうですなあ。このネタ一つやることで、古典を30(ネタ)くらい忘れました。頭の容量は決まってます」と返して、笑わせた。

 各落語会の入場料は前売り3000円(当日3500円)、配信視聴チケットは各2000円で発売中(10日まで)。12日までアーカイブ配信が視聴できる。

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2021年8月20日のニュース