大谷翔平の後半戦は? 岡島秀樹氏が“狙い目”指摘「どんどん攻めてくる可能性が」

[ 2021年7月14日 14:48 ]

岡島秀樹氏
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 巨人、日本ハムなどで投手として活躍し、大リーグ・レッドソックスでワールドシリーズを制した野球解説者の岡島秀樹氏(45)が14日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演し、エンゼルス大谷翔平(27)の後半戦を展望した。

 大谷は13日(日本時間14日)のオールスターゲームに「1番・DH」で先発出場。特別ルールで先発投手も務め、史上初の投打二刀流出場を実現した。2打数無安打だったものの、投手としては1回を3者凡退に抑え、勝利投手となった。

 大谷は前半戦33本塁打で、両リーグを通じて1位。ブルージェイズのゲレロが5本差で追う展開となっている。現在のペースだと、大谷はシーズン60本塁打の単純計算になるが、岡島氏は、対戦相手が大谷にどのような対峙をするかがポイントになると指摘。「ポストシーズンに出るようなチームって、これから大谷君とは勝負しないと思いますね」と予想した。

 岡島氏によると、大谷にとって狙い目は、ポストシーズン出場の可能性がなくなったチームだという。「ポストシーズンに出られないようなチームは、来年の契約とかがいろいろあるんで、大谷君を抑えたら上がるじゃないですか?自分の評価が。なので、どんどん攻めてくる可能性がある」と分析した。

 そんな状況を踏まえ、岡島氏は「けがをしないっていう条件で」と前置きし、「勝負してもらえれば、50本以上は打てると思います」とやや控えめに予想した。大谷は投手としては現在4勝。「エンゼルスとしたら、リーグが弱いので、そこで本人が6回、7回を投げていけば、2ケタはいけるかなって感じですけど、普通にいけば8(勝)か9というところですね」と見通した。

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2021年7月14日のニュース