腎機能障害の佐野史郎が退院を報告 緊急入院から2カ月 当初1カ月「帰宅できた喜びはとても大きいです」

[ 2021年7月12日 17:10 ]

退院を報告した佐野史郎
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 腎機能障害のため今年5月に緊急入院していた俳優の佐野史郎(66)が今月10日に退院したことを12日、自身のブログで報告した。当初は約1カ月の予定だったが「高熱が続き、熱が下がった後も、大事をとって経過を見ていただいたこともあり」約2カ月の入院生活に。この間、新型コロナウイルスなどのニュースを耳にし、退院後への不安もあったが「それでも街を見、帰宅できた喜びは、とても大きいです」と心境を明かした。レギュラー出演中だったTBS金曜ドラマ「リコカツ」(金曜後10・00)を第3話(4月30日)で途中降板。仕事復帰については「できることから少しずつ…と思っております」とした。

 佐野は5月4日、腎機能障害により約1カ月の治療が必要になったと自身のブログで緊急入院の経緯を説明。

 この日は「ご心配をおかけしておりましたが、7月10日に退院いたしました。当初、ひと月ほどの入院予定でしたが、高熱が続き、熱が下がった後も、大事をとって経過を見ていただいたこともあり、2カ月あまりの入院生活となってしまいました」と報告。「TBSの金曜ドラマ『リコカツ』の途中降板をはじめ、予定されていた仕事をキャンセルせざるを得ない状況となり、多くの方にご迷惑をおかけしてしまいました。今後は、まずは体調を回復させることが第一と、治療を続け、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います」とした。

 「入院中、オリンピック、パラリンピックの開催、その入場者数、新型コロナ変異種などのニュースを耳にするにつけ、退院後のことも不安に感じておりましたが、それでも街を見、帰宅できた喜びは、とても大きいです。仕事再開は、できることから少しずつ…と思っております。まずは体を休め、次なるステップへと進めるよう努めたいと思います。今後とも、よろしくお願いいたします」

 所属事務所も「弊社所属佐野史郎は体調不良により入院しておりましたが、この度、退院の運びとなりましたことをご報告させていただきます。関係各位の皆さま、応援してくださる皆さまからの温かいお声がけやお心遣いを賜りましたことに、心より感謝申し上げます。近況、今後につきましては本人からのコメントに代えさせていただきますが、弊社といたしましても引き続きサポートを続けていく所存です」と報告した。

 佐野は4月18日に熊本で開催された「くまもと復興映画祭」に出席。帰京後、39度の発熱があったため、翌日PCR検査を行ったが、陰性だった。その後「リコカツ」のプロデューサーに紹介されたクリニックで腎機能障害が判明。約1カ月間の入院治療に入った。同局関係者は「数値が相当悪く、入院して、すぐ手術をしたと聞いています」と話していた。

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2021年7月12日のニュース