恒松祐里 「全裸監督」出演の葛藤は“未来の家族”への思い「私の子供、いじめられないかな?」

[ 2021年6月29日 18:27 ]

恒松祐里
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 女優・恒松祐里(22)が29日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)にゲスト出演し、Netflixで配信中のドラマ「全裸監督 シーズン2」出演に至る葛藤を明かした。

 「エロス界の風雲児」と呼ばれたAV監督の村西とおる氏の人生を描いた作品の2年ぶり続編。恒松は、山田孝之(37)演じる村西氏が転落人生を歩んでいく中、最後まで村西に寄り添うキーパーソンのAV女優・乃木真梨子を演じた。

 出演はオーディションではなく、出演依頼で決まったという。「そもそもオファーだったんですけど、何で私にオファーが来たんだろうというビックリさ。こんなすごいキャストの方たちがいる中で、どの作品を見てそう思われたんだろうと思った」。体当たりのラブシーンもあるが、芸術に理解のある両親は「すごく応援してくれた」という。

 最後まで気になったのは、自分の“未来の家族”だったという。「今の家族にOKを取ったとしても、私がいつか結婚して、子供が生まれた時のOKを取ってないわけじゃないですか?もちろん、いないわけですけど」。さらに「私の人生の話になっちゃうから、『私の子供、いじめられないかな?』とか、いろいろ考えすぎちゃった」とも打ち明けた。

 コロナ禍という特殊な時代が、出演を後押ししたという。「今コロナ禍で、自分が好きなことできるか分からない時代じゃないですか?仕事も自粛期間でストップしちゃったり。そういう中で、お仕事をいただけてやらないって、絶対、後悔しそうと思ってやることにしました」と明かした。

 現在はNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」にも出演中。こちらは主人公・百音(清原果耶)の明るい同級生役で、役どころのギャップは激しいが、「普通にお芝居しているだけなので…。皆さん、どちらもおもしろい役者さんが出ているので、現場に行くのが楽しいです」と話していた。

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