羽田美智子 流産し、生死をさまよった過去を告白「子どもと一緒にあの世にいくかな」

[ 2021年6月29日 14:17 ]

羽田美智子
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 女優の羽田美智子(52)が29日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。10年前に流産していたことを明かした。

 羽田は11年に水中カメラマンの広部俊明氏と結婚したが、17年に離婚している。司会の黒柳徹子(87)から「10年くらい前に生死をさまようような大変なことがあったんですって」と振られると、「結婚が遅かったんですね。40代になってからで。そのあとすぐに妊娠したんですけど、仕事中でいろいろあって。知らない間に流産しちゃってたんですね」と告白した。

 5カ月になっての流産で、「もう少しで発表しようかなと思う矢先だったんですけど」という時期。「3日間で退院できるって聞いて入院したんですけど、大量出血になって。生死をさまようじゃないんですけど、意識がなくなっちゃったことがあって」と説明した。

 当時はドラマ「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系)の撮影中だったというが公には隠し続け、入院中には「子どもと一緒にあの世にいくかなと思ったんですけど。そういう映像が見えてきて」との体験も。「子どもがするすると光の方へ上がっていくんですね。私がしがみついて。『ママも一緒にいく?』って言って、上がっていくと体がどんどん軽くなって。『気持ちいいな』と思ってたら、ふっと下を見たら母と夫が泣いている姿が浮かんで。『戻んなきゃ』って思ったら、ふっと(気づいて)、『良かった~、死んだかと思った』って言われたことがあったんです」と振り返った。

 「それで人生がずいぶん変わりましたね」と羽田。「(子どもは)生まれなかったんですけど、その時1度体は母親になったので、親になった感触と言うのは若干あるんですけど」とも語った。

 結局、ドラマの撮影は1カ月休むことになったとし、「最初(妊娠を告げたときは)皆喜んでくれて。『良かったね、良かったね』って言ってたのが、3日間で退院してくるからねって言ってたのが、1カ月穴を開けちゃったんです。いない間の撮影が、津田寛治さんとか皆がカバーしてくれて。それで私がいないことがなかったかのような作りをして下さったんです」。現場に戻ったときは「抱きしめてくれて、皆で。『おかえり』って。そのときに凄く仲間っていいなと思いました」としみじみと語った。

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2021年6月29日のニュース