舛添氏、緊急事態宣言要請視野の小池都知事に「政治的思惑ではなく、科学に基づいて判断すべき」 

[ 2021年4月19日 19:17 ]

舛添要一氏
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 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(73)が19日、自身の公式ツイッターで、東京都の小池百合子知事が政府へ緊急事態宣言の要請を視野に入れていることについて疑問を投げかけた。

 18日に小池都知事は3月中旬から増加傾向が続いている都内の新型コロナウイルス感染状況について「先手の対応が不可欠だ」と強調し「緊急事態宣言の要請も視野に入れ、スピード感を持って検討するよう職員に指示した」と、都庁で報道陣の取材で明らかにしていた。

 舛添氏は「本日の東京都のコロナ感染者405人、先週の月曜日よりも99人増。東京に蔓延防止等重点措置が適用されたのが12日、まだその効果が出ていない」とした。その上で「小池都知事は、どういう数字を根拠にして緊急事態宣言発令を国に求めるのか」とし「都議選、衆院選などの政治的思惑ではなく、科学に基づいて判断すべきである」と訴えた。

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