加藤茶 志村けんさん一周忌迎え心境語る…伝えたいドリフの笑い「残念とばかり言っていられない」

[ 2021年4月19日 22:05 ]

加藤茶
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 「ザ・ドリフターズ」の加藤茶(78)が19日放送の日本テレビ「人生が変わる1分間の深イイ話」(月曜後9・00)に出演し、3月29日に一周忌を迎えた盟友・志村けんさん(享年70)への思いを語った。

 志村さんはザ・ドリフターズの付き人を経て加入した最年少メンバーだった。加藤は「一番年下の志村が逝ったのがショックだったし、これからという時にコロナで亡くなってしまって」と吐露した。

 まだまだこれからという時に亡くなってしまったとし、「お別れの会もしていないし、だから志村本人が自分が死んだこと分かっていないんじゃないかと思うよ。いまだにネタを考えたりしている」と、思いを馳せた。

 番組スタッフに志村さんとの一番の思い出を問われると、「全部そうなんだけど、階段落ちコント」。ドリフの代表的なコントを挙げ、「どんなにボケようが必ずツッこんでくれた。安心してボケられる。何も言わなくても分かってくれた。ツーって言えばカーって言う相方が亡くなったのが、もったいねぇなって思う」と漏らした。

 心残りなのは、コロナ禍でお別れの会が開催されていないことだという。「普通だったらでっかい斎場に集まってもらって、送ってもらうっていうのが通常。それもできていないので、盛大にやってあげたいよね」と希望を口にした。

 「残念とばかり言っていられないし、自分たちがドリフターズの笑いをお客さんに見せていかなきゃいけない」と加藤。健康維持のため、トレーニングを欠かさず行っており、「加藤がやってんなら私もできるなって思ってもらえたら」と力を込めた。最後は「高木(ブー、88歳)さんを見てるといける気がする。100歳までいける気がする」と、決意新たに語っていた。

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2021年4月19日のニュース