フット後藤 松本人志の低評価に絶望した過去「ヘコむどころか、やめようと」

[ 2021年4月2日 14:13 ]

「フットボールアワー」の後藤輝基
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 お笑いコンビ「フットボールアワー」の後藤輝基(46)が1日放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」(木曜後11・17)に出演。「M―1グランプリ2001」の評価で芸人を辞めることを考えた過去を明かした。

 後藤は1999年に岩尾望(45)とコンビ結成。翌年の2000年には「ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞」を獲得し、翌2001年に第1回の「M―1グランプリ」も決勝に進んだ。

 後藤は「いろいろ審査員の方の点数は気になるけど、言うても(島田)紳助さん、松本(人志)さん…点数がむちゃくちゃ低かったんですよ」と回顧。実際に80点以上が並ぶ中、松本は55点、紳助さんは66点を付けており、そのあまりにも低い点数に後藤は絶望。「ヘコむどころか、やめようというところまで僕はいきましたけどね。だって、憧れの人に『ナシです!』って言われたわけですから」と振り返った。

 その後、2002年に「NHK上方漫才コンテスト 最優秀賞」「上方漫才大賞 優秀新人賞」「上方お笑い大賞 最優秀新人賞」を受賞し、若手漫才師に与えられる数々の新人賞を総なめに。「2001年を経て、ネタの作り方を変えないと勝てないって、変えた」といい、「次のM―1に向けて寄せ集めのネタをやってたのが設定1つにしようって作ったら、関西のやつ(賞レース)をブワーって獲っていって。翌年の2002年に紳助さんと松本さんがほめてくれたんです。『めちゃめちゃいいやないか』って」と後藤。2002年の第2回は2位で終わったが、「獲ってないけど、獲った時よりうれしかったですね。僕らは2002年が最高の回」と笑顔を浮かべた。

 フットボールアワーは第3回の「M―1グランプリ2003」で優勝している。

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2021年4月2日のニュース