老朽化の関西将棋会館、高槻市への移転決定 23年度予定

[ 2021年2月22日 17:48 ]

臨時総会後に記者会見する佐藤康光会長(左)と脇謙二専務理事(撮影・我満 晴朗)
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 日本将棋連盟は22日、東京都内と大阪市内で臨時総会を開催し、現在大阪市福島区にある関西将棋会館を大阪府高槻市に移転することを決定した。同市は3年前に連盟と包括連携協定を締結し、タイトル戦の王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)を誘致。老朽化した現在の将棋会館移転先として積極的に誘致も進めていた。

 連盟は現会館を売却し、高槻市内の候補地購入費、建設費の資金とする。移転の時期は23年度を予定している。

 東京都渋谷区の将棋会館移転については6月開催予定の通常総会で具体案を決議する予定。

 この日は5人の常務理事に加えて連盟正会員以外から1名を選出可能とする定款変更も承認された。

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