巨人・元木ヘッド 阪神・大山の主将就任に…「責任感をボンって渡しちゃうと」

[ 2021年1月6日 09:30 ]

巨人の元木ヘッドコーチ
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 プロ野球・巨人の元木大介ヘッドコーチ(49)が5日深夜放送のテレビ東京「チマタの噺」(火曜深夜0・12)にゲスト出演し、阪神の大山悠輔内野手(26)について言及した。

 大山は4年目の昨季、開幕スタメンをマルテに譲ったが、マルテの故障離脱もあり、シーズン14試合目の7月5日、広島戦から4番に定着。終わってみれば116試合出場、打率.288、28本塁打、85打点と打撃3部門でキャリアハイをマーク。特に本塁打、打点においてはシーズン最終盤まで巨人・岡本らとキング争いを繰り広げ、28本塁打はヤクルト・村上と並ぶリーグ2位タイ、85打点は同3位と健闘した。

 元木ヘッドは、大山の活躍について「チームが違うんで、一緒にやってないんで外から見ていると」と断った上で、阪神ではシーズン当初、ジャスティン・ボーア内野手(32)、ジェリー・サンズ外野手(33)に注目が集まったと指摘。そしてボーアが全然打てずに阪神ファンが「いつも通りにボーアを責めた。そうすると大山選手がホッとしたんです。で、ノビノビできるようになった。満塁でも打たなくていい、以前だったらすごく叩かれていたのに叩かれなくなってノビノビやるようになって打つようになった」と分析し「今季、面白いのは、大山選手が開幕から4番を打って、チャンスに打てなかったら僕らはチャンスだなと」とニヤリと笑った。

 阪神ファンでMCの笑福亭鶴瓶(69)が「(大山は)今季、キャプテンになりますからね」と言うと、元木ヘッドは「僕は、どうだろうなって思いますね。責任感をボンって渡しちゃうとすごくまじめな子なので、つらいんじゃないかなって思う」と話した。鶴瓶が「でも巨人で任されたことがあるやんか?打順でええとこ打ってたことあるやんか?そん時、責任感じたやろ?」と聞くと、「いや僕なんか全然。松井とか由伸がいたんでアイツらが打ってくれないから負けたんだと思ってた。年俸高いですから。給料違うんだから打ってくれよ、みたいな」と当時の心境を明かしていた。

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2021年1月6日のニュース