新型コロナ テレビ番組制作に影響大、長引くことで幕引きとなる番組増加へ

[ 2020年12月9日 05:31 ]

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日本テレビ社屋
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 新型コロナはテレビ番組制作に多大な影響をもたらしている。4~5月の緊急事態宣言時は、ドラマの収録が軒並みストップ。NHKは大河ドラマ「麒麟がくる」、連続テレビ小説「エール」の放送日程の大幅な変更を強いられた。TBSも「半沢直樹」の放送時期を4月期から7月期にズラして対応した。

 バラエティーでは、人里離れた場所に存在する一軒家をたずねて取材するテレビ朝日「ポツンと一軒家」が、過去に訪れた一軒家のその後をテレビ電話で取材する「あのポツンと一軒家は今」として放送を続けている。来日した外国人に密着するテレビ東京「YOUは何しに日本へ?」も、過去の出演者のリモート取材や、日本在住の外国人に密着する内容などに変更している。ほかにも本来の趣旨と異なった内容になっている番組も多い。コロナ禍が長引けば、幕引きとなる番組も増えそうだ。

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