伊藤健太郎降板舞台「両国花錦闘士」代役はジャニーズJr.原嘉孝

[ 2020年11月9日 13:03 ]

 10月29日に道交法違反(ひき逃げ)などの容疑で警視庁に逮捕され、翌30日に釈放された俳優の伊藤健太郎(23)が降板した舞台「両国花錦闘士(おしゃれりきし)」(12月5~23日、東京・明治座)の代役が、ジャニーズJr.の原嘉孝に決まった。9日、舞台の公式サイトで発表された。また、新キャストとして俳優の木村了(32)が出演する。

 伊藤の降板は7日に発表。この日は「この度、主演・昇龍役に原嘉孝(ジャニーズJr.)と、新キャストとして木村了の出演が決定いたしました」と報告し、「ケレン味とスペクタクルに満ち溢れた、歌あり、ダンスあり、笑いあり、そして、もちろん相撲ありの極上のエンターテインメントをお届けするべく、キャスト・スタッフ一丸となって新たな気持ちで挑みます」と伝えた。

 また、原がコメントを発表。「急遽、昇龍役を演じることになり、正直最初は戸惑いを隠せませんでした」と率直な心境を打ち明け、「ですが、カンパニーの全メンバーがより一層、一致団結し、公演を観に来てくださるお客様方に最高な作品をお届けできるよう、日々、稽古に励んでおります。プレッシャーも当然ありますが、自分らしく、お芝居を楽しむ気持ちを忘れずに稽古含め約4ヶ月間完走したいと思います」と意気込んだ。

 1989年から90年に「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載された漫画家・岡野玲子氏の同名相撲コミックを初舞台化。ナルシストな美形の人気若手力士・昇竜、彼を狙う芸能プロダクションの女社長やライバル力士らが繰り広げる奇妙な人間模様を描く。

 大阪公演は来年1月5~13日に新歌舞伎座、福岡公演は1月17~28日に博多座で行われる。

続きを表示

2020年11月9日のニュース