5年の引退期間の葛藤乗り越えて…ロッチ中岡「『今日仕事行くの嫌やわ~』って1度も思ったことない」

[ 2020年11月4日 18:39 ]

「ロッチ」中岡創一
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 お笑いコンビ「ロッチ」の中岡創一(42)が3日深夜放送のテレビ東京系「チマタの噺」(火曜深夜0・12)に出演し、約5年間芸人を引退していた時期の葛藤を赤裸々に語る場面があった。

 「お笑い」がテーマになると、相方のコカドケンタロウ(42)は「僕は17歳からやり続けてますけど、中岡くんは1回5年間辞めてたことがあるから」と切り出す。実は中岡は22歳の頃、当時交際していた彼女のために芸人を引退し、自動車工場に約5年間勤めていた過去がある。コカドの「だからお笑いの悔しさは、お笑いでしか取り返されへんと思うたんや?」という問いに中岡は「そうやねん」と笑顔で返す。

 中岡は「僕は一般の仕事をしてみて、お笑いやるときの『すべるかもしれへん…』っていうドキドキはなかなか感じれるものじゃないなと。ウケたときの喜びは、普通に仕事してたときに『あれが無くなったなあ』って思いました」と振り返る。MCの笑福亭鶴瓶(68)が「そりゃ、そうやろうな。お笑いという職業に就いて、1回舞台に立って笑いをドーンと感じた人間って、普通の仕事には就かれへんよ」とうなずいた。

 中岡は「だって『今日仕事行くの嫌やわ~』って思ったことないですもん。『眠たいな~』はあるんですけど、『嫌やわ~』って思って、仕事行くことは1回もないです」と胸を張ると、鶴瓶も「ええ職業に就いたんやね、我々は」としみじみ語っていた。

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2020年11月4日のニュース