藤井棋聖の地元・瀬戸市 2冠達成スタンバイ 記念「おちょこ」500個準備

[ 2020年8月19日 05:30 ]

藤井棋聖誕生を祝して製作された記念品の「おちょこ」

 将棋の最年少2冠と八段昇段を目指す藤井聡太棋聖(18)が木村一基王位(47)に挑む61期王位戦7番勝負第4局が19、20の2日間、福岡市中央区の大濠公園能楽堂で指される。

 藤井の地元である愛知県瀬戸市では2冠を達成した時、瀬戸将棋文化振興協会が記念に瀬戸焼の「おちょこ」を棋聖戦に続いて配布する。500個を製作し、協会の会員らに配布予定という。

 瀬戸市は今回、新型コロナウイルス感染拡大の影響でパブリックビューイング(PV)が中止。それでも、何とかお祝いをしたいと模索し、記念品製作につながった。関係者によると、今後、藤井が新たにタイトルを獲得するたびに、同様の記念品を製作する予定。前回配布されたものをもらった地元ファンは「タイトルの数と同じ8種類全てそろえるのが夢です。今後が楽しみ」と期待を寄せた。

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2020年8月19日のニュース