壇蜜 自身の社会人経験回顧「親がこうあって欲しいと思う職業には就いていない」

[ 2020年6月29日 21:13 ]

タレントの壇蜜
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 タレントの壇蜜(39)が29日の文化放送「壇蜜の耳密」(月曜後7・30)に出演し、職業について語る一幕があった。

 この日は、4月に文化放送に入社した新入社員3人がスタジオ見学。その様子に壇蜜は「初々しいよ。利発そうな顔してる」と印象を話し、自身の就職活動を振り返った。「いやもう超、超、就職氷河期でしたね。大学卒業後に製菓の専門学校に2年通って…まぁ執行猶予ですよね。ある意味。どこでも就職できるように頑張っていたんですけど、やっぱり向いていませんでした。職人の世界」と、和菓子職人を目指していたが、挫折したことを明かした。

 「決定的なのが一個あって私、向上心、向学心がない。もっと高みを目指そう!みたいなのがないんです。超70点主義。そういう人間だったからいけなかった」と回顧。その後は銀座のクラブで働いたり、亡くなった人にエンバーミングという技術を施して、生前の姿に近づけることを専門に行う「エンバーマー」になるなど、職業経験を振り返りつつ、壇蜜は「『職業に貴賎なし』と言うけれども、親がこうあって欲しいと思う職業には就いていないです。正直言って。何とか親の希望に沿うように頑張ったけど無理だわ。できない。向上心も向学心もないんだもの。『もっといい和菓子をお客さんに食べて欲しい』みたいな気持ち、一切なかった」と吐露した。

 さまざまな経験を重ねて、今の居場所があることをありがたいとし「日銭がすべてだわ。ね、これ本当に(新入社員が)見学で聞いていて良いことなの?」と、最後は心配していた。

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2020年6月29日のニュース